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断捨離中 ボールペンは貰わないこと
断捨離中である。ボールペンがいろんなところから出てくる。パソコンやスマホが当たり前の時代にボールペンを使う状況が少なくなっている。署名捺印の署名や役所の申請、仕事上の署名やメモ書き。この先何本のボールペンがあればいいのだろう。
振り返って昔からボールペンのインクを使い切った記憶があまりない。大体はインクが固着したりペン先が壊れて捨てていた。自分で買ってお気に入りなのはシャープペンシルつきの3色のボールペンである。いつもスーツの内側にさしてある。これを忘れると落ち着かない。私にとってお守りみたいなものだ。
社会人の営業ともなると取引先関係から社名の入ったボールペンがあいさつ代わりに配られる。それもまとまった本数。みんなに配っても結構余ってしまう。この手のボールペンが多すぎる。机の中に仕舞うも、その数多数。また街中でも景品のはずれがボールペンのことが多い。捨てるに捨てられない。なぜなら使えるからだ。
結局はお気に入りのボールペンしか使っておらず、会社や自宅の引き出しや電話台、デスクなどの上にあるペン立てにぎっしり刺さっている。電話がかかってきてメモを取る状況でチョイスしたボールペンは大体インクが固着して使えないでムッとする。
今回断捨離で使えるボールペンをたくさん捨てた。ボールペンには大変申し訳ないことをしてしまったが、今後一生で使う本数は10本もあれば十分。
もらってきて捨てるのはボールペン(画期的な発明品だったはず)に申し訳ない。
供養の気持ちで捨て、今後ボールペは貰わないようにしようと誓った。