片を付ける
季節の変わり目にともない
子ども達の衣替えをしようと
荷物の整理しているときの事
上の子が去年使っていたが
サイズダウンしてしまいもう
使えそうにない帽子にガーゼ
お祝いのタオルとたくさんの
思い出の品が出てきたのだ
私にとってはどれも大切な物で
思い出と共に思い切って捨てるには
少し、いやかなり時間が必要だった
それでも一つ一つにサヨナラをし
次に手に取ったのは息子二人を
退院時に包んだおくるみだった
躊躇する私にすかさず夫は
「必要ないものは捨てる。」と
悪気もなく言った言葉だったが
ものすごく心に引っかかり
今にも泣きそうになってしまった
思い出まで汚されたような気もした
確かに片付けていかないと
物があふれかえってしまうが
もともとミニマリストな夫に
合わせてかなりの品は捨ててきた
なのにまだ捨てろというのか
そして何より
これ以上、私の大切な思い出に
土足で踏み込んでくるな…!!!!
強く心に思い、捨てないを選択した