コミュニケーション能力を 『爆発的』 に上げる方法
コミュニケーションが苦手!
コミュニケーションって何をしたらいいかわからない!
コミュニケーションが上手な人と比べると辛い!
そんな人は結構多いと思います。店長をしていた時も、そういった人たちがアルバイトで多く入ってきて(接客業ですが)トレーニングが必要になる事も多かったです。
コミュニケーションがうまく取れないと勘違いされてしまったり、正しく相手に伝わらなかったりと、どうしても自分にとってマイナスの要因が働いてしまいますよね?
そんな自分が嫌になってしまってつらい経験をした人も見てきました。
でも大丈夫です。何事もトレーニングをすることで改善されることの方が多いです。実際トレーニングをしたアルバイトの8割は「何を意識的にするか」を伝えたところ改善が見られました。そうです「何を意識的にするか」をわかっていないと、自分の中にあるコミュニケーションに対しての苦手意識が減りはしないのです。
ですが、人それぞれ苦手な部分が違ってくるので『コレを意識的にしよう』と思えるものがあれば実践してみてください!
アクティブリスニングを鍛える
アクティブリスニングとは『聴く』という力です。コミュニケーションとは言葉や情報のキャッチボールと言っていいスキルですが、相手の言葉や情報をキャッチ出来ないと成立しないので『聴く』というのは、コミュニケーションの中で最も重要です。
実際この段階で「そんなの当たり前」「普段からしている」「はやく次」と思った人もいるかもしれませんが、これから書く内容を ”全て” 予知出来ているか確認してみてください。そしてひとつでも違っていたら、アクティブリスニングのトレーニングをお勧めします。
トレーニング1 相手の話を遮らない
相手の話を遮ってでも話したがる人がいますが、そういう人は ”自分”の意見 ”自分”の感想 を言いたいだけで、相手の事を考えてはいません。なお、自分の話を遮られると不機嫌になったり、興味がなくなったり、最悪激怒して迫ってきます。はたしてこれはコミュニケーションと言えるでしょうか?
最初にも書きましたがコミュニケーションはキャッチボールであって、ピッチング練習ではありませんので、まずはしっかりと相手の話を最後まで聴き、相手が何を伝えたいのかをしっかりと把握する習慣をつけてください。
トレーニング2 理解を深めるために確認をながら聞く
話を遮らないと書いたあとなんですが、確認しながら相手の話を聞いてください。その時オウム返しで確認をするのではなく、相手の話を理解して要約した内容で確認してください。それは自分がどこまで理解できたかの確認するためですし、わからないことがあればその時に質問するのがタイミングとしては良いでしょう。たまに話を遮ってまで質問してくる人がいますが、話は最後まで聴くように心がけてください。
伝えている相手は理解してほしくて話しています。
トレーニング3 メモを取る
まず最初に人間は忘れる生き物です。一週間前の晩御飯は何食べましたか? 昨日歩いていて目に留まった看板の言葉は? すぐに出てきませんし、思い出せないで夜眠れなくなるかもしれません。そうです忘れる生き物なんです。
『エビデンスの忘却曲線』というのはご存じでしょうか?
20分後・・・覚えた42%を忘れる
60分後・・・覚えた56%を忘れる
9時間後・・・覚えた64%を忘れる
6日後・・・覚えた75%を忘れる
これにはほぼ個人差はないと言われています。ですので店長をしている時に20分後に確認するようにしていました。そうするとやっぱり覚えていないんです。メモを取っていた人は「すいませんメモを見ても良いですか?」と対応できますが、メモを取っていない人は焦りのあまり、伝えていない独創的なことを発表します。
この焦りがコミュニケーションを苦手にするひとつですので、ぜひメモを取って相手の伝えてくれたことを忘れない習慣をつけましょう。
トレーニング4 相手の表情を見る
コミュニケーションが苦手な人の特徴ともいえますが『顔を見ない』というのがあげられます。コミュニケーションは言葉だけではなく ”表情” に隠された言葉も重要です。
例えば
「それがいいよ」と言った時、相手がニヤニヤしていたら?
「それがいいよ」と言った時、相手が困った顔をしていたら?
「それがいいよ」と言った時、相手が真剣な顔をしていたら?
「それがいいよ」と言った時、相手がビックリしている顔だったら?
極端かもしれませんが言葉は同じでも、そこに隠された気持ちは違ったものです。ニヤニヤしているのなら、あなたを騙そうとしているかもしれません。困った顔をしているなら相手は本当は良くないと思っているかもしれません。真剣な顔をしているのなら本当に良いのかもしれません。ビックリしている顔なら本当に凄いなと思われているかもしれません。
表情を聴くことのレベルが高くなった時、アイコンタクトというものが出来てきます。
言葉の額面だけでは理解できないこともあります、相手の表情を見る習慣をつけましょう。
このトレーニング1~4を意識的に行うことがアクティブリスニングのトレーニング方法です。コミュニケーションが苦手と言う人はまずチャレンジしてみてください。
コミュニケーションが得意と言う人でも、周りに苦手な人がいたら教えてあげてください。コミュニケーションが苦手と言うのはトレーニング次第で、本当に改善されていくものです。最初は大変かもしれません。忘れてしまうかもしれません。ですが、続けることが何よりも大切です。
話をしっかり『聴く』ことが出来るだけで、コミュニケーション能力は爆発的に上がります。『話し上手は聞き上手』と言う言葉も昔からあるように、しっかり習慣化してコミュニケーション能力を上げるために活用してください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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カサブタ元店長
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