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私の鎮静剤且つ興奮剤、ユンギさんのお誕生日

挨拶

WINGSの頃に防弾少年団と出会ってから、今までこんな形で何かを綴ったことはないのだけれど。元々、小説を書いたり悶々と何かを書き起こしたり、言葉にするのが好きな人間なので、令和4年目を迎えた日本の地から、今日という記念すべき日を皮切りに、不毛な愛を書き殴ることにした。

"민윤기"という人

これが私の初noteとなってしまったがために、開始早々順序を見失いかけているが…

とはいえ今日はユンギさんのセンイルなので
細かい私情等はまた別の機会に。

민윤기(ミン・ユンギ)、活動名・SUGA。

ARMYなら誰もが知っているであろう
ユンギさんの天才的な音楽センス。

あれだけ口の悪い(言い方)リリックを世に放つくせに、好きな曲も自ら作る曲もクラッシック系が多いという最幸の裏切り。

アマチュア音楽人間の私にでも、
彼の音、詞、旋律、バックグラウンドは一つ一つが翳ることなく粒立っていて儚い
というところまではっきりと見えてくるものがある。

鬱病や自〇未遂などの辛い過去があるユンギさんが紡ぐからこそ、音楽になった時のそれぞれの際立ち方が尋常じゃない。

音楽の人なのは間違いないように思うし、
実際音楽で作られ、音楽を操る人であると思う。

@agustd Instagram


そんな、技術的には雲の上の存在のユンギさんを"推し"の対象に当て嵌めるほど愛おしく感じるのは、単に素のミンユンギが完全に私の理想の異性像であるからだと、本当に最近気が付いてしまった。

BTSの中では次男としてメンバーを俯瞰し、常に一人離れたところで静かに座っている印象がほとんど。
それでも自身の軸にはメンバーやARMYへの絶え間なく熱い愛情を抱き、どこまでも広い心をもつとっても優しい人だと思う。

中でもその根底にあると言えるのがAgust D。

Agust Dへの親近感


Agust Dとして生み出された曲たちにはそれぞれ幾度となく語られる裏話が存在する。
私が防彈少年團を知って間もない頃、Agust Dの曲に触れてその壮絶な過去を知ることになる。

そこで初めて、何度も自〇未遂をしていることや自分自身との葛藤を目の当たりにした。もはや涙が出るとかではなくて、ただただ呆然と何かに思いを馳せた。

私自身かなり心が脆弱で、親からは精神障害者だと罵られるほど情緒の乱れが激しい人間だった。今もその名残はあるし、それが爆発してしまえばヒステリックに叫び散らかして部屋に篭もることもしばしば。

ただそれを人に相談できるほど、周りの人達は私と同じ経験をしていないことを悟っていた。
自分だけおかしい。私だけが間違っている。
親に理解されないのなら生きていたって価値なんて。

ネットで調べて出てくる言葉は
精神障害、自閉症、ADHD、

私って、障害者なの、、、?

丁度その頃、私の精神的な苦痛がピークに達したくらいの時期に出会ったのが、Agust Dを名乗るミンユンギだった。

全く同じではないとはいえ、似た境遇を生きてきた彼の詞に心を鷲掴みにされた。とんでもない救い。

뭐 어때 스쳐 지나가면 뭐 어때

いいじゃないか
すれ違ったっていいじゃないか

뭐 어때 상처받으면 뭐 어때

いいじゃないか
傷ついたっていいじゃないか
사람 / Agust D

誰にも理解されずすれ違い続ける人生も、普通じゃないかもしれない私自身に傷つき続ける人生も、"いいじゃないか"と笑ってくれる人が、偶然にも私の愛する人たちの中にいた。

本当ならば、もっともっと掘り下げて一つ残らず歌詞を説きたいけれど、そんなことをすれば私の余計な話まで混同して重くなりすぎてしまうので。自己中ながら仲のいいアミ友たちにでもその辺はぶちまけていこうと思う。


私の鎮痛剤且つ興奮剤



バンタンに出会ってから多くのことを享受し、私の生きる指針にし、自分を愛する第一歩を踏み出した。
"Love Myself"にはまだまだ程遠いし、未だに自分を卑下してしまう癖は直らないけれど、間違いなく"自分を愛する方法"を考えさせられる人生へと変わっている。

ただ、変えさせられたというより、変わるように導いてくれたのが今日の主役であり、私の鎮静剤のような存在なのだ。

鎮静剤、と一言に言うといろいろ解釈のしようがあるが、私にとってのユンギさんは"一時的な情緒のバランスを保ってくれる"、"痛みを和らげて生きやすくしてくれる"存在。

Vliveでの発言が一番分かりやすい例だろう。
ARMYの零した不安や苦しみに、低く小さい、けれど、どこまでも深く優しい声で寄り添うように背中を抱きとめてくれる言葉。
その後に続く彼の考えや思想は、永遠に私たちの心に木霊して、降り続く雨の傘となってくれる。

日が昇る前の早朝は暗いけど、

皆さんが望む星たちは夜にだけ現れます。
2019/12/14 Vlive

1言わなくても100分かってくれるユンギさんのことを私はこれからも愛していくし、いずれそれが私自信にもできるようになりたいと願う。

そういう意味では、酸いも甘いも生も死も知って、ユンギさんを人生に加えた私は向かうとこ敵なしである。誰も待ったをかけない、待ったなんて言わせない、そんなライフプランに興奮しないわけがないのだ。

同じ時代、同じ星に、同じ空気を吸いながら生きていてくれて本当にありがとう。いつまでも伝わらないこの無限の愛を、どうか今日という日だけはここに書き殴ってしまったことを許してほしい。

오빠, 사랑합니다.


2022.3.9

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