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初めて死を感じた日

こんばんは、なおきです。


いきなりですが、乾燥剤を知っていますか??

お菓子の袋の中に入っていて、湿気を防止する役割の小さい袋のことです。

乾燥剤


乾燥剤には必ず"たべられません"
と書かれていますが、


小学校低学年のぼくは

「何でたべれないの??
     ダメっていわれると逆に気になるなぁー」

と、乾燥剤に興味津々でした。

ある日、その好奇心が爆発して

乾燥剤の袋を破り、透明な小さい粒を1粒食べてみました。


味はしなかった気がします。

噛んで、中身を潰そうとしたけど出来なくて
飲み込みました。


その日は特に何も起きず、普通に過ごしていたら、、、


数日後に身体にぶつぶつが出来ました。

朝起きて、何でこんなんなってんの?

って思い、それまでの日を振り返っていると


あぁ、絶対アレ(乾燥剤)だ.…



やっぱ食べなければよかった

ちゃんと書いてあること守ればよかった


という後悔が心の中を埋め尽くして


しまいには、死ぬかもと思うようになり

怖くて怖くてたまりませんでした。

1番怖かったのは、寝る時です。


もし明日、朝が来なかったらどうしよう?
と思って
「パパ、ママと離れたくない!」
って泣いていました笑


数日たったら、ぶつぶつも引いたので
恐怖もなくなりましたが笑笑


あの時、初めて死ぬかもしれないと覚悟しました。

でも、もし今、何かの間違いで乾燥剤を食べてしまっても

死ぬかも、とは思わないです。


今まで生きてきた経験で
乾燥剤ぐらいでは死なないだろうと思っているからです。


つまり、小学生の経験値では正確な判断をする材料がなかったから
死ぬかもという判断につながったということです。



もしかしたら、

恐怖とは経験値が不足しているから起こるのではないかと思いました。

と、同時に

今、感じている恐怖って

今は死ぬかもしれないと思っていても
あとあと振り返ってみて
「そういえば、そんなことあったなぁー」
程度のことにすぎないのかもしれない

とも感じました。


結論、恐怖って大したことない!

よし! 頑張っていこー


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