ニューヨーク アリーナ観戦記1〜マディソンスクエアガーデン〜
こんにちは!
kouです!
ここ一週間、アメリカのニューヨークに渡りまして、NBAのアリーナを見に行ってまいりました(ニューヨークの都市も散策して参りました)。
まずは、ニューヨークマンハッタンのど真ん中にある、マディソンスクエアガーデン。
マディソンスクエアガーデンに到着してすぐ、気づいたのですが、アリーナの地下がトランジットエリアになっていて、ん?ここは本当にアリーナなのか?となりましたが、一体となっているんですね。
ツアーに参加して、アリーナを回りました。
最初に訪れたのはVIPルーム。部屋には、テレビ、キッチン的なもの?、座り心地良さそうなソファ、専用のトイレ等あり、とにかく試合をついでくらいに楽しめるほど部屋が充実していました。ここで、商談とか行われるんだろうな。
続いては、そのVIPルームから見えるアリーナの空間。この光景はまさに非日常空間そのもので、この景色を見た瞬間に自然と「おー!」という声が出てしまいました笑。
なにより、このビジョンの大きさ。どの席から見てもデカいなと思わせるほど大きく、その迫力に圧倒されました。
また、試合を見るためのシートは、このVIPルームのベランダのような場所に設けられていました。試合により集中したい時、ゆっくり楽しみたい時など、使い勝手が良いなと感じました。
さらに、VIPということで、シートはかなり高級感があり、革のシートにしっかりクッションが入っているような、長時間座っていてもお尻が痛く無いような形になっておりました。
その後に訪れたのが、アリーナの最上階?吊り下げられているコンコースのようなエリア。一階から連なっているシートとは別に、独立してアリーナの内部空間にあるため、写真aのような他のアリーナでは見たことのないような建築計画となっていました。
ほぼコートに対して垂直に見れるような計画であり、ビジョンはほぼ目の前にあるような形です。
その後訪れたのは、アリーナ一階のVIPラウンジ。バーカウンターがあり、軽食を提供できるらしく、そして、装飾もシャンデリアありと豪華なものとなっており、一般の席とは画一しているなと思いました。
続いては、いよいよ一階のコートへ。
壮観です!!!とにかく、コートと席が近い。
ビジョンの裏側にも、ビジョンが設けられており、低層階の人でも首を大きく上にあげなくても見る事が出来るなと思った。
ここまで、このアリーナを見ていて思うのは、アリーナ内をライトアップする照明。照明の可動出来るものか多く取り付けられており、照明を通した演出も多様なものになるなと思いました。
また、音響について。
全体として、重低音といいますか、頭に響くような音が広がります。NBAの試合とBリーグの試合を見ていてよく感じるのは、この音が響き具合の違い。これは、やはりアリーナと体育館というスポーツを見るとやるの違いがここに繋がるのかなと感じました。
この日は、試合日の次の日だったため、バスケットリングを直しているようでした。
コートから座席の連なりを見ると、1階と2階はシームレスになっていますが、3〜最上階までは段違いになっていますね。
最近、オープンハウスアリーナ太田の内部が公開されましたが、このアリーナと比較すると、3階から最上階部分がないという違いがあります。僕の思いとしては、アリーナをコンパクトにするのは良いのですが、このマディソンスクエアガーデンのような広がりは感じられないなというのが歯がゆいところです。
座席数に比例しない、アリーナ空間の広がりを感じられるアリーナを見てみたいですね。
そして、ストリートから見るアリーナは、周りの建物とデザインの面で調和しており、コロッセオのようです。後ろに映るエンパイアステートビルも、また、いいですね。
最後になりましたが、ニューヨークでのアリーナ観戦記1はマディソンスクエアガーデンを取り上げました。
意匠、計画、音響、照明等、世界で最も有名なアリーナとして知られている理由がわかりました。そして、やはり歴史を積み重ねる、それを保存していく事がアリーナのアイデンティティを形成していくんだなと感じました。