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【LAA】大谷翔平と目指すワールドリーズ制覇・2週目 Part11【OOTP24】
2026年オフ
トレード
PHIからAndrew Painterを獲得。契約延長済みで、7年1億7740万ドルの契約が残っているが、なりふり構わず補強を敢行。
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NYMからWilliam Lugoを獲得。
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COLからBenny Montgomeryを獲得。例によってTroutをRFへコンバートするためのCF要員。守備範囲、肩、ともに優秀でクアーズ以外の球場でも3割打っているので打撃もそこそこやれるはず。
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オフ総括
故障離脱中のBrandon Woodruffの代わりとしてAndrew Painterを獲得。Painterはまだ23歳と若いが、長期契約済みのため、成績が振るわなかった場合のリスクは高いが、リスクをとらないとワールドシリーズ制覇は望めないので、オールイン。
若手野手を2人トレードで獲得。まだ未知数ながらスカウト評価は高く、新人王を取るぐらいの勢いで、来季ブレイクしてほしい。
2027年シーズン開幕
Drew RomoがSTでの怪我で開幕に間に合わず。マイナー契約していたWilliam Contrerasが開幕マスクをかぶることに。
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4月終了時点成績
18勝8敗で、2位のHOUに2G差をつけ首位。開幕から8連勝するなど最高のスタートダッシュを切れた。Painter、Musgroveともに防御率1点台と絶好調。ブルペン陣も軒並み好調で、Alvaradoは、ここまで無失点で12SVをあげるなど絶対的守護神として君臨。
Troutが11HR、大谷が9HRを放ち、本塁打王争いのツートップに。ただ、得点数はリーグ10位と、下位打線が打てないことで得点数は伸び悩んでいる。開幕スタメンだったMelendezは打率1割台と低迷し、マイナー降格。William Lugoもここまで打率1割と、若手野手の打撃が沈んでいるので、ここから巻き返してほしい。
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6/24 Dylan Ceaseが右肘の尺骨側副靱帯断裂で13~14カ月のIL入り。シーズン終了へ…。ここまで、3勝2敗、防御率3.71とまずまずの成績を上げてくれていただけに痛い離脱となる。昨季デビューしたBrady Garciaをマイナーから昇格させローテに入れる。
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夏のトレード
1Bのアップグレードのため、PITからJake Cronenworthを獲得。Cronenworthは今季ここまでOPS.847、13HRと打撃好調。
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7月終了時点成績
60勝44敗で、首位のHOUと3.5G差の2位。序盤の好調を維持できず、7月は12勝13敗と負け越した。投手陣は引き続き安定しているが、野手陣の打撃が夏場以降、下降気味。大谷は打率.185と絶不調で足を引っ張っている。トレード加入のCronenworthが起爆剤となって打撃陣に活気が戻ってほしいところ。
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後半戦
8/16 2025年ドラフト5位右腕Liam PetersonがMLB初登板初勝利。BAL戦に先発し5回2/3を投げ無失点。こういった若手が活躍するとチームが盛り上がるので、今後の活躍に期待したい
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8/20 Brandon Woodruffが復帰。HOUとの首位攻防戦に投げるも、4回途中4失点で降板。肘を痛め再びIL入り・・・
9/3 3BのレギュラーだったEddinson Paulinoが肩腱炎で6週間のIL入り。
9/19 打撃がありえないほど落ち込んでいる大谷をDHから外すと、チームは4連勝。首位HOUと5.5G差に。
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9/27~29のHOU三連戦をスイープし、1.5G差まで迫る。
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9/30 1点ビハインドの9回裏2アウト、代打大谷が、起死回生の同点ホームランを放つ。極度の不振でベンチを温めていた男が意地の一発を放った。首位HOUと1G差に迫る。
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シーズン終了
終盤、追い上げるも一歩及ばず、1G差の2位に終わる。得失点差は+157と、HOUの+85の倍近いので、不運が重なった部分もあったが、もっと早期に大谷をDHから外していれば、優勝できていた気もする。ただWCでPSに進出を果たした。
先発陣は、Painter、Rodriguezが防御率2点台と大車輪の活躍。デビューイヤーとなったLiam Petersonは、8試合に投げ3勝1敗、防御率2.32とエース級の活躍を残した。Woodruffは後半、一瞬復帰したものの、すぐに肘の痛みが再発しIL入りした。
野手陣では、ルール5ドラフトで加入のElijah Greenや、LAA移籍後初めてシーズン通して出場できたRiley Greeneなど、軒並み好調だったが、大谷が極度のスランプに陥り、得点力が大幅に低下した。
ブルペン陣はJosé Alvaradoが、防御率1.64、41SVと圧巻の数字を残すと、セットアッパーのChase Burnsも防御率1点台と鉄壁のリリーフ陣を形成した。
得点力は、高くないが守りは今までで最も固いので、PSではいい結果が残せそうだ。
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2027年PS
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【WCS】CWS戦
本塁打数はリーグ1位と破壊力は抜群だが、打率、出塁率はリーグ最下位とピーキーな打線。先発もJesús Luzardo以外は、防御率4点台、守りも壊滅的。そもそも得失点差はマイナスのチームなので、普通にやれば負けないはず。
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初戦、Andrew Painterが先発するも、1回2/3を5失点とまさかの大炎上。スクランブル登板のLiam Petersonが、後続を何とか抑えると、4回に大谷、Victor Acosta、Troutのホームランで逆転し、辛くも勝利。
第二戦は、先発のChris Rodriguezが6回2/3を無失点に抑え、Riley Greeneが3安打、1HR、3打点の大活躍。大谷の2試合連続ホームランも飛び出し、快勝。ALDSへとコマを進めた。
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【ALDS】HOU戦
Yordan Alvarez、Kyle Tucker、Luis Robertが並ぶ上位打線は強力。31HRのOneil Cruzを下位打線に置く、打線はリーグ2位の得点力を誇る。先発、ブルペンともに安定感のあるメンツが並び、中々大量得点を取るのは難しそうなので僅差の試合になることは確実だろう。
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初戦は、大谷とCristian Javierが先発。3回表、Victor Acostaがソロホームランを放ち先制。4回表には、Riley Greeneの2ランが飛び出し追加点。しかし、5回裏に大谷がLuis Robertに2ランを打たれ1点差に。大谷降板後はリリーフ陣が良く抑え、そのまま1点差で迎えた8回表TroutとColton Ledbetterのソロホームランでダメ押し。大事な初戦を制した。
第二戦は、Joe Musgroveが先発するが、5回1/3を4失点と抑えられず、何とか1点差まで詰めるも敗戦。
第三戦は、Painterが先発するも初回に先制されるなど3回2/3を2失点で降板。2回裏に大谷の2ラン、Troutのグランドスラムが飛び出し逆転すると、後続のリリーフ陣が抑えて勝利。
第四戦は先発のRodriguezが5回1/3を無失点と好投。2回裏にRomoが先制タイムリーを放つと、その後もNetoが2ランを放つなどでダメ押しし、勝利。ALCSへコマを進めた。
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10/14 怪我で離脱していたEddinson Paulinoが3Bのスタメンへ復帰。
【ALCS】NYY戦
長打力のある打線だが打率は低めで確実性に欠ける。投手陣も、エースのCarlos Rodón、トレードデットラインで獲得したJacob deGromが怪我で離脱中と明らかに戦力不足。
一方、ブルペン陣は、Brett Banksなど、支配的なリリーバーを何人か抱えており、試合終盤の安定感ではLAAにひけをとらない。
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初戦は、大谷が先発。2回表、Aeverson Arteagaのタイムリーで先制。3回表にはTroutの2点タイムリーで3点リードとするが、4回裏に大谷が3ランを被弾し同点とされる。その後、Arteaga、Troutのホームランなどで得点するも、NYYも粘りを見せ点差を開かせない。1点リードで、9回を迎えるが、José Alvaradoが土壇場で追いつかれ延長戦へ。嫌なムードが漂う中、11回表に大谷の3ランが飛び出すなど、6点追加し、大事な初戦を制した、
第二戦は、Painterが6回2失点と好投するも打線の援護がなく敗戦。
第三戦は、初回に大谷のソロHRで先制するも、先発のRodriguezが打たれ逆転される。6回裏、先頭打者大谷がヒットで出塁すると、相手のボーク、押し出しなども絡み一挙5得点。逆転勝利でシリーズ2勝目。
第四戦は、打線が沈黙しわずか1得点。Aaron Judgeのホームランなどで得点され敗戦。
第五戦は、先発大谷が5回まで無失点と好投するも、6回表にJudgeから先制のソロHRを打たれる。その後、代わったリリーフがYoán MoncadaにもソロHRを浴び、リードを2点に広げられる。何とか追いつきたいLAAは7回裏、先頭のRiley Greeneが振り逃げで出塁すると、Ledbetterがツーベースを放ち、ランナー2、3塁で、Jake Cronenworthが値千金となる同点タイムリーを放つ。そして、8回裏、Troutが勝ち越しとなるソロHRを放ち辛くも勝利した。
第六戦は、Painterが初回に2失点するなどピリッとせず、打線も沈黙し敗戦。
第七戦は、先発Rodriguezが立ち上がりを衝かれ初回に3失点するが、2回にすぐさま3点取り返し、同点。3回にはTroutのホームランが飛び出すなど、打者一巡の猛攻で一挙7点とり、試合を決めた。
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【WS】CIN戦
WSで待ち構えるナ・リーグ覇者は、中地区首位のCIN。107勝55敗とMLB全体1位の勝率で圧倒的な強さでレギュラーシーズンを制した。NLCSもAZを4連勝スイープで降し勢いに乗っている。
Elly De La Cruzを中心に、Nolan Schanuel、Cam Collierなど若手野手を中心に高い打撃力を備え、リーグ3位の得点数を記録。
Connor Phillips、George Kirbyの両エースを筆頭に、失点数リーグ1位の数字が示す通り投手陣は球界最高峰。ブルペンには、Devin Williams、Evan Phillipsなど強力なリリーフ陣がそろっている。
だが、今季46HRでナ・リーグ本塁打王の主砲Garret Forresterが怪我で離脱しており、得点力は大幅に低下している。
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大事な初戦、2-2の同点で迎えた6回裏、Camilo DovalがElly De La Cruzに勝ち越しの3ランホームランを打たれ、その後も、CIN打線の前に投手陣が大炎上し大敗…。
第二戦は、先発大谷が6回1失点の好投。初回にTroutのツーベースの間に、1塁からMontgomeryが激走しホーム生還し、先制。4回表には、大谷の犠牲フライなどで2点ダメ押しし、接戦を制した。
第三戦は、先制された後に、Riley Greene、 Arteagaのソロホームランで逆転するも、再逆転され敗戦。
第四戦は、Troutの2ランホームランで先制するも先発のChris Rodriguezが6回4失点と打たれ同点とされる。同点の9回にマウンドに上がった、José Alvaradoが失点し、敗戦。
後のない第五戦は、ルーキーのLiam Petersonが先発。3回表にCam Collierに3ランを浴び先制されるも、直後の3回裏にArteagaの2点タイムリーなどで同点とする。7回表にCINがNolan Schanuelの犠牲フライで勝ち越し。リードを許したLAAだったが、8回裏にDrew RomoがEvan Phillipsから同点のソロホームランを放つ。続くRiley Greeneがヒットでつなぐと、代打のJake Cronenworthが勝ち越しの2ランを放ち勝利。
第六戦は、先発大谷が5回まで無失点に抑えるも、6回に2連続四球を与え降板。代わったCarlos VargasがCam Collierに3ランを打たれ逆転されると、一挙5失点で、万事休す。そのまま敗戦した。
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総括
今年こそは、行ける気がしたが、やはり短期決戦は難しい。Cronenworthが何度もチームを救う一打を放つなど、何が起こるかわからないのが面白いですね。チーム編成的には、トレードで獲得してきた若手野手がほとんど戦力にならず、攻撃力がまだ足りていない印象。投手陣は若手も育ってきているので、来季は打者の強化を優先した方がいいかもしれない。
お読みいただきありがとうございました。PART12へ続きます。