祭りの後に「祭りのあと」
地元の秋祭りの担当で、僕は留守番と聞いていた。「だれも受付いないんで、部屋にいてくれればいいから」との甘言を真に受け、パソコンを持ち込みnoteもそこでやろうくらいな気持ちでいた。
朝一番に衆議院選の投票所に出向き、最高裁判所裁判官国民審査には1人を除いて全部✖にして、8時前には会場入りした。僕が一番乗りで、鍵を開けるくらいな気でいたのだ。
なんじゃこりゃ。すでに人で溢れ返っているではないか。
館長に訊けば、昨日昼の段階では、関係者は8時集合という事だったらしい。ところが主催者側が8時は遅すぎる、せめて7時半には開錠してくれというから、さらに10分早めて出勤したそうだ。ところがもうその時点で門の前に人がごった返しており、目ん玉ひん剝いて鍵を開けたという。
どうも庵原の住民の祭り好きは、群を抜いているらしい。出店者は9時から販売を始めるルールのところ、準備が整った8時に売り始めている。
そりゃあもう、100人単位で来場している客にあと1時間待てとは、とても言えない状況だ。
当然、お留守番なんて約束はどこへやら。なまじ多少は写真をやるものだから、備品のコンデジで様々なイベントを撮りまくる役である。入れ替わりの出し物を円滑に行うための誘導係や電話受付、次々やってくる来賓の対応等々、行きつく暇もない。
祭りが終われば、なぜか会場内の片づけも当然のごとく僕の担当となっていて、なんだかんだで帰宅したのが18時過ぎ。これから1週間後に行うマルシェの段取り(保健所・消防署に提出する申請書やら配置図やら)をしなければならず、ない頭で考えるnoteに割ける時間が無くなってしまった。
というわけで、本来ネタにしようと思っていた吉田拓郎『祭りのあと』を貼って今日はここまでとする。
実際の祭りが終わった後に『祭りのあと』はこじつけが過ぎるかって?
違うんですよー。昨日の『22才の別れ』とちゃんと繋がってるんですよぉ。少なくとも自分の中では。
(次回に続く)
イラスト Atelier hanami@はなのす