教育委員会をぶっ壊~す
本日10時、我がプロジェクト代表が講師を務める「日本の国づくり」シリーズ第3回目を聴講する。今日が最終回だ。
冒頭に引用テキストとして、竹田恒泰著 「国史教科書 検定合格 第7版」を掲げたもんだから吹いてしまった。さすが親分、いいとこ突いてるねぇ。ちなみに僕が持ってるのは、検定不合格の第2版だ。
講義は明治政府の「五箇条の御誓文」に始まる。
続いて、吉田茂首相の「五箇条の御誓文」についての言及に触れる。
と思っているといきなり話は縄文文化に遡り、DNAから解析された異民族との血の交わりに関する話となる。
日本人の祖先が、2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする、日ユ同祖論まで飛び出すからぶっ飛んでる。
こうした日本史に関心を持ったのは、50歳を過ぎてからだそうだ。根が相当にマニアックという事だろう。
縄文から江戸までの気候変動をグラフで可視化し、なんだこれじゃ暑くなるどころか氷河期の方に近いじゃんと、地球温暖化の欺瞞性まで開示するとは大したもんである。
世界の歴史を時系列に並べ、途切れることのない持続性から世界一古い(長く続いている)国として、ギネスに認定されていることも紹介した。
日本の民族性が他国とは質的に異なることの、証左にもなるわけだ。
来年は8回シリーズで、庵原中学校2年生に同じ内容の講義をするそうだ。
教育の場でタブー視されてきた「天皇」をどう扱われるんですかと訊いたら、「校長に止められたら授業は中止する!」と宣言なさった。
「教育勅語」やら「大東亜戦争」やらの刺激的ワードまで飛び出すから、「教育委員会をぶっ壊~す」な内容になること、必至である。
なんにしても国史教科書で学べるなんて、おらが村の中学生は幸せもんだ。
イラスト Atelier hanami@はなのす