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夜明けは近い

昨日の夜から、ずっとメールのやり取りに明け暮れている。時系列だと、「暮れ明けている」という方が正しいか。

ほとんど生産性ある中身じゃないから、結構げんなりしている。
話が通じない人(向うも僕のことをそう思っているはずだ)とこのままやり取りを続けていても、何かが変わるとはとても思えない。
彼らには彼らの立場があり、守らなければならない一線がある。いくら理や情で説いたとしても、それをくつがえすのは容易な事でないだろう。

なんにしても、ケジメだけはつけなくちゃいけない。この2年間、自分なりに動いてきたし、いろいろな人を巻き込み一緒に考えても来た。
そういう方々には、どういう結論になるにしても、自分なりの誠意だけは示さなければならない。

明日の夜、緊急会議を開くことにした。参加可能な人たちと、最終的な対応を協議する。その総意をもって、来週予定される協議の場に臨むつもりだ。

地域活性化の活動にたずさわれたことは、自分にとって本当に良かったと思っている。60歳を過ぎて、地域の多くの皆さんと初めて交流が持てたし、年1回のフェスや月1回のマルシェを運営することもできた。
僕自身は無能にして無力との自覚があるが、実績を残せたことまで卑下する必要はないだろう。地域のためになり、自分のためにもなる未来を思い描けたのは、本当にありがたいことだ。

まだ今後、どうなるか決まったわけじゃない。あきらめたわけでもないが、これ以上をただ無駄に消耗するのは、誰にとってもいい事ではない。
最初から掛け違ったボタンであれば、かけ直そうとする以前にその認識まで立ち返り、双方で反省できればいい。少なくとも、僕らはそうしよう。

まずは目の前の課題を速やかに解決し、次にどうするかへ視点を移したい。
根っからの楽天家なので、絶望よりも新たなチャレンジの方に、いまは意識が向いている。
生きてるうちは、結果はともかく何かを考え、動いていればいいとしよう。
古い奴だとお思いでしょうが、夜明けは近いと信じている。

イラスト Atelier hanami@はなのす


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