気分を変えて
月1回の「清水いはらマルシェ」を終え、さっき帰ってきた。
だんだんパターン化し慣れてはきたが、天気の心配は常につきまとう。昨夜は大雨警戒注意報まで出てたしなぁ。
客の入りはイマイチ。
市内では「大道芸ワールドカップin静岡」と街を挙げての大イベント2日目、しかも昨日が悪天候だった分、そちらに人が集中した可能性が高い。先月と比べ、子連れ客がかなり減っていた。
面白いのは、タロットカード占いに列ができたことで、これは初めての現象だ。明らかに場違い感漂うこのコーナーを目当てに、人が訪れていた。
Instagramの書き込みに高評価が上っていたそうで、これはいい流れだ。
1回30分となっているが、商売っ気ない人だから時間を厳密に制限せず、気持ちのほぐれるまで相手をする。
2人並べばそれだけで1時間待ちの計算のところ、さらに待ち時間が伸びてもお客はイヤな顔一つせずじっとしている。自分も丁寧に見てもらえると思えば、期待は逆に高まるのかもしれない。
売り手が主導権を握る商売は、強いに決まっている。
その分、これまでにないヘビーなものを抱えた相談者も複数いて、うちお一人は途中で泣き出したりもしていた。
話の内容はわからないにしても、プライベート保護の意味から今後はあまりオープンなスペースのままでは拙そうだ。
配置に一工夫いるな。
他にも、これまで振るわなかった日用雑貨の売り上げが好調だったり、逆に固定ファンがいたはずのワークショップの売り上げが落ちたりと、毎月やっていると客商売がいかに水物かが分かる。呼び水となる目玉商品も欲しいところだ。
これまでマルシェの存在自体知らなかったという来場者が、数名いらした。チラシをまくのは印刷代以外カネのかからない地元のみで、毎月プレスリリースは欠かさずとも、ネタがないから最近はどこも取材に来ない。
口コミで広がるのを、根気よく待つしかないだろう。
おらが”村”選出の市会議員もやってきた。課題山積「いはラボ」に関し、さしあったっての対応を協議する。
先方からはとても呑めない無体な要求が上り、協定結ぶのやめようかと思っていたところだ。解決を目指す話し相手ができて、気持ち的に少しラクになる。近々、先方との話し合いに同席してもらう事になった。
普段はけちょんけんちょんな評価をしているが、こんなとき味方に河〇太郎とか小〇洋之とか、パワハラ気質の政治家がいればどんなにか楽だろうと思ったりもする。超身勝手な願望であり、用が済めば再びけちょんけんちょんに貶すだけだろうが。
正直、だいぶモチベーションは下がっていたが、仲間の女性とメニューの話などしていたらチっとはやる気が戻ってきた。
気分を変えて、連休明けからの戦いに備えようか。
イラスト Atelier hanami@はなのす