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稽古の茶道具 棗

今週、菊尽くしの道具での稽古。薄茶器も蒔絵の菊ばかり使って来たので、違う品を使う事にー

宗旦好一閑折り矯め・手書き菊の絵大棗を出しました。U流では余り見かけませんが、O流では歴代家元お手書きの物を拝見します。
とくに先代の堀内宗匠はお好きだったのか、良く見かけました。

小さい手の女人では、持つのに危ない程の大きさです。お茶がたっぷり入り、この月には相応しい筈です。

先月名残で小さい薄茶器を使ったので、より新鮮に見える🦆?

宗旦居士には「菊文様」の好み道具が、散見されます。個人的には後水尾天皇后(東福門院様)へ、お仕えしたからではと拝します。

世間では侘び宗旦と呼ばれますが、華やかなお好み道具もあるのです。