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茶の湯稽古場より

炉開きから一年経って、茶筅はこんな惨状に~穂先は折れて、少し色褪せています。

(茶筅で、茶碗の底を擦らない様に。擦れば両方共に、痛みますよ)(ほら力を入れすぎ、そんなにしなくてもー)
濃茶を練っている時から、水屋での洗い方まで細かく注意。

初釜・初風炉で使った茶筅を、次々投入してはいますが…直ぐ痛みが、目にたちます。
(さあ炉開き用に、新しい茶筅買わなきゃ。一つ5000円だから、貯金を取り崩して・・)笑いながら言うと「えーっ、そんなに高いんですか!」驚かれました。

近年安い外国製茶筅も有ります。
がこちらは直ぐに、穂先が開いてしまいます。
やはり奈良県高山で作られた品が、一番でしょう。