御茶事に招かれて その2

受付で芳名錄に名前を書き、お祝いの封筒を渡します。「まあ綺麗!」封筒を手にした、人がツブヤキました。

私の金封類は、全て京都の文具老舗「嵩山堂」の品です。華やか・雅・可愛い・それは様々な品があります。
東京地区は日本橋三越、食器売場脇の文具売場に有りますよ。

「これは水屋の方への、お菓子。ちゃんと分けやすい品だから…」と、
紫陽花柄の風呂敷から~
中身は「虎屋ミニ羊羮」これなら各自持ち帰り易い筈です。

「私達を出し抜いて!」連客から、お叱りが。(私は正客だから)平然と答えました。

待合に通り、身支度。脱いだ羽織を、菖蒲柄の風呂敷へ。
それを見た連客が「凄いわね、季節の風呂敷。沢山お持ちとは、聞いていたけれど」

私も調子に乗り(ほら替え足袋は、鮎だよ!)見せつけました。
恩師三田富子先生が大の風呂敷好き、折々素晴らしい物を使われて…
それに影響され、50枚以上は所持しています。

何を使うか考える楽しみは、格別です。ましてやソレを、褒められると嬉しい。ので枚数が増え、夏用の「絽ちりめん」も、各種取り揃えました。