今週の短歌

某新聞に採って頂きました。

「火祭りの階段下りる若者の
太もも動く音さえ聞こえ」

この火祭りは、毎年10月に京都・鞍馬で行われている行事です。

昔々京都で勉強中は、毎年火祭りを見学しました。燃え盛る焰で、こちらの身さえ浄められた気が
したものです。

あの大きな火の束を抱えて、階段を降りて来る若者達。体中力に満ちていました。