今週の掛軸
久し振りに、石川啄木の名歌「東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて蟹とたはむる」の拓本を使います。
短歌俳句の好きな私は、割合良く拓本を床に掛けます。現在は諸事情により、拓本が作り難い様です。昔の拓本でこの様に、軸仕立てであれば使い易いのでは?
社中と共に、歌や句を味わいます。更にはその作者に、思いを馳せて。他の作品にも触れて、と良い事ばかりです。
内緒ですが、拓本はお安い!
茶友の中には「拓本なんて」馬鹿にする人も居ます。しかし(あの人は、和歌や俳句の知識が無いから)と考え、気にしません。
拓本に親しみ、取り合わせの世界を広げましょう!