【背景】お絵描き歴一週間のガチ初心者がColosoの講座で絵を描けるようになるのか挑戦中①
こんにちは!!!!!
yukkiと申します。
ゲームのコンセプトアートと背景を勉強し始めたので、途中で止めないためにも進捗を記していこうと思います。
絵を描こうと思ったきっかけ
最近ゲーム作りの勉強を始め、生まれて初めて作ったノベルゲームで写真や3D画像を加工して背景を作っていたのですが、それがとても楽しかったのがきっかけで「背景が綺麗なゲームを作ってみたい」と思い背景を描くことに挑戦してみようかと思い立ちました。
詳しくは下記の7000字くらいあるnoteの中盤ぐらいに記載しているので、暇を持て余してる方は読んでみてください。忙しいなら読まなくてもいいからね。
もちろん「今から完璧な神背景を描けるようになるぜ!!」と無謀なことは思っていなくて、誰かに依頼するとしてもいい感じのイメージ画が描けたり、素材に手を加えて良い感じに出来るようになったり、ゲーム制作自体を挫折(一番確率高そう)しても絵の趣味が残ったら楽しいし、損する事は無いかなと。
生まれて初めてのペンタブに挑戦した結果
初めてのペンタブは、安価な板タブにしてみました。コスパ良。あと手で絵が隠れないことにちょっと感動。
ちなみに買ったばかりにも関わらず拡大縮小用のホイールで縮小しか出来なくなってしまう不具合が発生中なのですが、修理に出すのが面倒でそのまま使ってます。なんてこった。
不具合でテンションは若干下がりつつも、人生初めてのペンタブにはしゃぎ、ひとまず一週間程触ってみた結果の絵がこちら。
……お察しの通り、私は絵についてはド初心者です。絵を描くという事自体ガチで十数年ぶりです。美術部や漫画のサークルに所属してたとか「昔趣味だったイラストを久々に再開した」という素敵なエピソードもないです。
ゼロベーススタートです。伸び代しかないぜ。
お絵描き初心者、講座を探す
1週間謎アニマルを量産したものの、そこからどうすれば良いのか分からないので、ネットで初心者講座や練習法を検索することにしました。
しかし初心者向きの背景講座というのは想像以上に少なく、ある程度絵を描いた経験がある初級~中級レベル向けが殆どに見受けられ、なかなか見つかりませんでした。
そんな中突然たどり着いたのが……
Colosoの「シルエットと色を中心に描く可愛い背景イラスト」講座(JAYKIM先生)
可愛い背景ってコンセプト良すぎる。
なぜこの講座にしたかというと、
・初心者にも優しそう
・漫画や一枚絵だけではなく「ゲーム」というジャンルにぴったり
・絵が可愛い 動物が可愛い 色好きすぎる 全体的に好きすぎる
・先生の喋り方が穏やかで良い(韓国語なので全然分からないけど)
という理由です。
よってこの記事はJAYKIM先生の講座内容で9割型構成される事になりますのでColosoの案件記事みたいになってますが、全くそんなことは無いです。
JAYKIM先生とは
JAYKIM先生は韓国のゲーム業界で活躍されているイラストレーターさんで、メイプルストーリー2やアラド戦記など、ゲーム好きなら聞いたことある作品のコンセプトアートや背景を手掛けている方だそうです。すごい!
もちろん彼が喋るのは韓国語なので日本語訳の字幕を見ながら受けることになるのですが、元々のトークが軽妙だからか字幕を読むのが楽しいです。
彼のArtstationはトキメキが詰まった絵がたくさん載ってるので、ぜひ見てみてください。あと当然のことながら、リアル調のタッチの絵も凄いです。
初心者に優しいのか
初心者にも優しそうと思って選んだ講座ですが……現在の肌感としては、ぶっちゃけド初心者にはかなり難しいです。
ただ物凄く質の良い講座であるのも確かだと思いますし、心折れそうになりつつも毎回絵を描いたら絵が完成した!という小泉構文に近い達成感でどうにか続けられています。
……というか私が挫折しない位なので、キャラクターは描けるけど背景は苦手……ぐらいの人なら何の問題もないんじゃないかなあ。
お絵描き初心者の軌跡
ここからは備忘録も兼ねて時系列で絵の進捗を載せようと思います。
環境はPhotoshop2024と先ほどの中華製(Ugee)ペンタブとMacminiです。
限界社会人副業マンなので、作業時間は描けなかった日を除いて一日1時間ぐらいの隙間時間。
毎日「床でいいから寝たい」と思っているのに何でこんな時間のかかる趣味を増やしたんだ。
あと3Dも扱うのですが必須では無いそうなので、そっちは今勉強中のUE5で応用出来たら受けてみようかな位のスタンスです。
■初日:基礎
まずは基礎から。よく使う機能をショートカットに登録しながら解説。効率が良い。
あとは講座特典の先生が使ってるブラシ(めっちゃ使う)の説明。
一通り説明終わったら、簡単な図形の色塗り。
ブラシやレイヤーの追加方法、なぜこの機能を使うのか、から教えてくれる優しさ。
「こういうの、中学校の美術の授業以来だな〜」と楽しく塗ってニコニコしていたのですが、早々に試練が訪れます。
■試練の木箱
2日目は材質による表現に取り掛かりました。6面体を利用して木を描く事になりましたが、早速ここで振り落とされかけました。
私がついていけたのは見本になる木の画像を置く所までで、そこから先は速度を0.5倍速にしても何が起きているのか全然分からない!
うぉおおおお!とにかく手を動かすしかないッッッッ!!
という感じで必死に齧り付いた結果がこれ。
き、汚い……
あ!でも小さくして並べたらちょっとそれっぽくなった気がする!!
■2〜10日目位 試練は続く
木箱のガタガタ具合にこれから先付いて行けるのか不安になりましたが、謎アニマルを落書きしてた一週間に比べ、明らかに得られる経験値が違う事にも気がついていたので、ひとまず手を動かしまくる事を意識。
その後も歯を食いしばりながら見よう見まねでやってみた結果がこちら。
ファンシーなタクティクスオウガが出来上がりそうな布陣が揃ってきました。
夕焼け空。
このあたりから変なレイヤーで描いたせいで修正に手間取るという事が起こり始めます。
ついに絵描きあるあるエピソードっぽいものを体験してる!やったぜ!
曇天の雪山。
おかしいな、先生の描いた見本はもっと透き通った空気感のある爽やかな色合いだったのにな。
あと夕焼け空でレイヤーの整頓ができない人になっていましたが、雪山でカオスを経験し「レイヤーにちゃんと分かりやすい名前を付ける」という作業をやるようになりました。最初からやろうね。
ちなみに私はサウンド制作の仕事もしており35000個位の音源素材のデータがあるのですが、データがA_1、A_1A、A_1B_2_3のような同じ音の加工違いの煮凝りが大量にありカオスです。
なんてこったサウンドでもイラストでも何なら私生活でも全く同じことをやっているじゃないか!
とはいえ講座を始める前は「レイヤーって何?」状態で、たった5つ位のレイヤーすら凄い数に感じて難しいなあと思っていたのに、気づけば30個くらいのレイヤーをガンガン躊躇せず作って使うようになっていたので、ある意味成長したという事なのかもしれない。ポジティブにいこうね。
ここで序盤の基礎に当たる部分が九割終わって、次の講座で一区切り付きそうです。
感想
出来は陶芸体験に来た不器用なお父さんが一生懸命作ったお皿といった感じでしたが、それでも得たものはものすごくありました。
・フォトショとペンタブに爆速で慣れました。
始める前はどう使うかよく分かっていない&そもそも存在を知らなかった機能(レイヤー・クリッピングマスク・レイヤーのロックや色彩・色相調整やカラーバランス、投げ縄、スポイトetc)をたくさん使うので、ショートカットも速攻で覚えました。
・絵って同じような色でもこんなにたくさんの種類や手法を使って描くんだと新鮮な視点を得て、色への意識がかなり変わりました。「白って200色あんねん」の解像度も上がりました。
・光の当たり方も同様。
・あと何か色々、こう……心が豊かになった気がする
またいびつとはいえ、6面体が自分の手で石や木になっていくのは感動しました。お絵描きの楽しさを実感できたのが一番の収穫かもしれないです。
次回の更新:絵が描けたら
お絵描き初心者が歯を食いしばりながら学ぶ様に興味を持ってくださった奇特な方は、時間はかかりそうですが次回も見て頂けたら嬉しいです。
お絵描きこんなに楽しいのなら、あと10年早く始めてれば良かったなあ。
追加:続きができました
どうでもいい余談
実を言うと講座を受けるきっかけとして、Colosoのキャッシュバックキャンペーンに釣られた部分が大いにあり、1講座そのままキャッシュバックされる=実質0円!と勘違いしていたのですが、実際は同じ値段分のクーポンが貰える=1講座受けたらもう1講座無料!というキャンペーンだったので、予期せず2万円がぶっ飛びました(自業自得)。
ただ今の時点で2万円以上の価値はあると断言できる神講座を引き当てたと思っています。うん。
節約ご飯レシピ募集中です。