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人工関節じゃない膝治療

👣🦵変形性膝関節症は、膝関節の軟骨や骨が変性し、痛みや歩行困難を引き起こす病気です。
主な原因は加齢や過体重、運動不足などで、膝関節の負担が増えることが挙げられます。
初期症状には膝の違和感や腫れ、痛みがありますが、進行すると変形や機能障害を引き起こすことがあります。

若い頃、長年デスクワークをしていました。
都会に住んでいるので通勤でも殆ど歩くこともなく運痴な私は休みの日も運動もしませんでした。
ある日左膝が痛く整形外科を受診したところ右膝の軟骨は正常値でしたが左膝は正常値の半分以下だと言われました。
運動しないのもいけないのでその時に自宅でできる簡単なストレッチのコピーをもらい、後はあまり歩かないようにと言われました。
諸事情があってその事務の仕事を辞めました。その後派遣で病院の看護助手の仕事に就きました。

肉体労働は初めてだったので最初のうちは歩数をつけてました。
事務仕事だった頃は本当に動いてなくて3000歩くらいだったことがありましたが看護助手の仕事では配属さらた病棟が広かったこともあり20000歩を越えていました。

いきなりそんなに動き回ったのですから当然脚には相当な負担がかかっていたと思います。
患者さんを検査等で車椅子で搬送するという作業もあったので心身ともにかなりハードでした。

それでも3年間の派遣期間は満了まで就業はしましたが脚、やはり以前痛めていた左膝の痛みは酷くなっていました。
だまたまネットで手術をしない膝関節症の治療の広告をみつけ、一度話を聞きに行こうと予約しました。
行く前に指定された病院に寄って膝のレントゲンとMRIを撮って来るよう言われました。

👣🦵変形性膝関節症の治療法は主に保守療法と手術療法に分けられます。
保守療法では、軽度の場合は薬物療法や理学療法、装具の使用、体重管理、運動療法などが行われます。
鎮痛剤や抗炎症薬による痛みの緩和、関節内注射による炎症の抑制、リハビリテーションによる筋力強化や関節の柔軟性向上が行われます。

重度の場合は手術療法が選択されることがあります。
手術療法の中でも一般的な方法としては、人工関節置換術や骨切り手術、鏡視下手術などがあります。

また、最近では幹細胞療法や再生医療などの新たな治療法も研究が進んでいます。
これらの治療法は、患者自身の幹細胞を用いて軟骨や骨の再生を促すもので、将来的には関節を温存しながら治療を行う可能性があります。

そこでは治療を受けた患者さんたちの、好きな登山が続けられましたとか剣道に足の痛みを気にすることなく復帰できましたと言う成功例を見せて頂きました。

行う治療は【幹細胞療法】でした。
自分の幹細胞から脂肪を取り出し培養して患部に注射するとのことでした。
自分のものなので拒絶反応はほぼ無く、その日の激しい運動とお風呂だけしなければ良いという体にも負担の少ないものでした。

気になるのはやはり値段でした。当時お伺いしたのは幹細胞培養は約120万円でした。とてもじゃないけど無理だと答えると血液から同じように修復因子を増やして行うものは半額の60万円でした。

金額の問題で私は血液を利用を選びました。
スタッフさんの説明ではどちらも治療自体は変わらないですとのこと。
そうなの?金額違うけどと思いながら血を取ってもらいました。
培養するのに時間がかかるということで仕上がってくる日に合わせて予約していて帰ります。

治療は全部で3回でした。
行ってた医師先生から膝に注射を受け、その後リハビリを受けます。
そのリハビリを受けてる時に理学療法士から聞かれました。
膝治療してやりたいことあるんですか?
それに対して今、和太鼓習ってるんです。色んな打ち方や体制にも挑戦したいんですと答えました。

ああ、と軽い返事をされ、あんまり膝に負担にの係るようなことは避けてくださいね。
適度なウォーキングはいいですが歩き過ぎないように。
仕事で1日20000歩くらい動くんです、と言うと、じゃあ休みの日は家でゆっくりしてください、と言うのです。

何それと思いましたがもう治療は始まってるし医師先生と言ってること違うやんと感じました。
もちろん一旦痛みはマシにはなりましたが今もずっと働いて動き回っています。
なので今はまた痛みもでています。

私のように痛みが出てから時間が経ってしまっていると治療は難しいですね。
何事も早め、軽度のうちに治療しないといけません。
腱鞘炎とか痛みのある時に医者に行くと使うな動かすなと言われるんですよ。
生活するのにそれは絶ーー対ムリです!


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