純米大吟醸
自分はお酒を毎日は飲みませんが、それでも地方に出張などに行ったときは、その地方ならでの小料理屋とかに入って、地場の魚と地元の銘柄であるお酒を愉しんだりしてはいます。
特に、純米大吟醸のお酒は、精米率(磨き)50%以上とか贅沢なものであれば味のおいしさはもちろん、同じ量の一般的な日本酒と比べても二日酔いにならないから不思議です。
玄米中のお酒の雑味となりうる部分を削り取ることを米を磨く(精米)といい、米を磨くことはお酒の香りや味わいに関わる重要な工程のひとつです。
なお、人によってお酒が強い、弱いあるかと思いますが、人にはアルコールを分解できる酵素を肝臓に持っている量と対応できる酵素数に違いがあるので、日頃お酒が飲めない、苦手だけど好きな方は、極力1種類のアルコールだけであれば、俗にいうちゃんぽん(複数の種類のお酒を飲むこと)を避けるだけでも結構違うと思いますよ。
さて、今日はそんな純米大吟醸のお酒で最近自分が飲んでおいしかった銘柄を紹介します。
南海和歌山市駅前には、上記銘柄の直売店もありました。
東京でも飲めるお店は結構あるみたいですので、ググってみてください。
さて、今日の本題は、お酒の蘊蓄でなく、自分磨きついて思いついたことを話したいと思います。
今自分は「自分磨き」に取り組んでます。それは、筋トレなどによる肉体改善であったり、ファッションセンスアップだったり、更には資格取得などの仕事に通じる知識習得などを多角的にやっています。
それはそれとして、やっている間はとても集中ができているのですが、今回、正に紹介した純米大吟醸を口にしていた時、フト頭に浮かんだこととして、「自分磨きをやっている人のゴールってなんだろう?」という疑問でした。
それは、今回巡り合えた純米大吟醸のように玄米(=今の自分)を相当磨いて、美味しいお酒(=あるべき姿)になったとしても、結局は飲んでもらえない(=自分磨きをした姿を他人に知ってもらえない)と、売れ残ってしまうのでは?と・・・
もちろん、明確な目標をもって現在の自分磨きに取り組まれてる人はその目標に向かって頑張ってほしいと思います。ただ、中には自分磨きすること自体が目標にすり替わっていて、自分磨きだけをひたすらやっている人が自分の周りにもそういえば結構いることに気付きました。
職場の同僚を例には出したくはないのですが、彼はジムで肉体を鍛え上げていて、そんな彼に聞いてみたところ、最初の目的である彼女(結婚相手)を作るためにまずは見た目の改造ということで始めたジム通いが、いつの間にか当初の目的がどっかにいってしまい、気付けば、肉体改造が日々の目的に代わっていたのです。これは、恐ろしいことだと思いませんか?
皆さんはどう思うでしょうか?
考えるきっかけになってもらえたら幸甚です。