脳腫瘍の愛猫との1年間のお話 【思い出すのが辛すぎた最後の日々】
6月20日の夜から愛猫べべは立ち上がることができなくなった。その日まではよろよろとおぼつかない足取りながらなんとか移動していた。目は見えていたのか定かではないが、水、自分のベット、家具の位置などは把握しながら、どうにかこうにか部屋を行き来していた。
その夜、仕事帰りの主人を玄関まで出迎えに行ったその場所でべべは歩くことができなくなり、その場でうずくまり動けなくなった。そのべべを主人は抱きかかえてべべのベットまで運んできた。その時、私達夫婦はまた明日になればよろよろと立ち上が