Chrome OSを導入したLet's note RZ6にアンチグレア液晶フィルムを貼る
概要
2023年末に中古で購入したLet's note RZ6にChromeOSをインストールして、androidタブレット風の運用をしている。
本記事はこのRZ6にぴったりなアンチグレア液晶フィルムを貼った体験記である。
Let's Note RZ6
この機種については他に紹介ページが山ほどあるので、詳細は省略するが、「知る人ぞ知る名機」としてガジェット好き界隈では認知されている。
その所以は以下の2点に集約されるであろう。
2016年発売の第七世代Core-i5であるため、Win11には対応しない。(※あくまでも正式にサポートしないというだけで、実際にはインストールして使えているようである。)
2023年11月現在、企業ではWin11導入に備えて、古いPCのリプレースを進めているせいか、ヤフオクで第七世代以前の業務用PCが大量に出品されている。今後しばらくはこの状態が続くと予想される。
この流れでゲットしたのがRZ6である。
型落ちとはいえ、Let's Noteは定価20万円以上するものであるため、全体的な作りが良い。中古品でも状態の良いものを選べば、下手な新品の激安ノートよりもよっぽど質感が高いと言えよう。
ちなみに、筆者は4GBモデルを送料込みで本体を4500円程度で手に入れた。
ストレージ欠品だったため、128GBのSSDを1000円前後で補充した。
ChromeOS導入、しかし問題が…
このPCは最初からChrome化して遊ぶ用で購入した。
メモリ4GB、SSD128GBはWindowsPCとしては終わっているが、
Chromeならば十分活用できる。
WindowsノートPCのChrome化としてはChromeFlexOSをインストールするのが一般的ではあるが、Flexだとandroidと同一のアプリが導入できず、かなり使い勝手が違ってしまう。
筆者も知らず、一度Flexの方をインストールして試したが、主にandroid漫画アプリやスマートスイッチアプリを使いたかったので用途が合わず、ChromeOSの方を再インストールした。
手法はLinux経由の非公式かつ手動インストールとなるため、少し手間がかかるが、頗る快適に使えているのでチャレンジする価値はありだと思う。
詳細は「ノートPC ChromeOS android」等のキーワードで検索されたい。
使い始めて、あまりの使い勝手の良さに感激した。
10インチandroidタブレットを手放したくらいだ。
しかし、しばらく使い続けていると、
ことが気になってきた。
RZ6は新品購入時に「アンチグレア保護フィルム」が付属するはずだが、前使用者が剥がしてしまったのか、現品では装着されていない。
保護フィルムを追加購入
液晶フィルムは貼り付け作業が難しいが、説明書が丁寧に書かれており、きれいに貼り付けるための補助用具も充実している。
外装は厚紙でできており、配送途中で曲がったりする心配もないだろう。
特筆すべきは④のヘラであり、ボール紙に②のクロスを張り付けただけの簡素なものであるが、これを使えばフィルムを傷つけずに液晶とフィルムに取り残された空気を押し出すことができて便利である。
基本的な作業手順は説明書に書かれているので、それほど労することもなく貼り付けを完了できた。
あえてコツを言うなら、
ということである。
とはいえ、一発勝負でチリ一つ残さないのは至難の技であるため、
のがおすすめの手順である。
フィルムは剥がしても液晶自体に吸い付くように復帰するので、数回くらいは貼ったり剥がしたりを繰り返しても問題はなかった。
フィルムの使用感
反射防止効果は高く、正面から写真を撮っても何も映り込んでいない。ディスプレイの発色や文字の見やすさに影響はない。
タッチ、スワイプ性能も違和感なく、むしろ滑りがよくなった。
指紋も付きづらく、付いても前よりも格段に目立たなくなった。(指紋が付かないわけではない。)
というわけで、かなり満足している。
1000円程度の投資でこの品質であれば、かなりコスパが高いと言えるのではないだろうか。