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ダニエルに学ぶ食生活のヒント
旧約聖書には、今から1475年前に起こった歴史的事件を記録している。
「ユダの王エホヤキムの治世の第三年に、バビロンの王ネブカデネザルがエルサレムに来て、これを包囲しました。
この土地からユダヤ人が捕え移され、神殿の財宝も、異教の宮バビロンに移されました。これが「バビロン捕囚」でした。
バビロンに捕え移されたダニエルとその友人を通して、神がどのように生きて、働かれているかを記述しています。
ダニエルと三人の友人が、バビロンが施す教育と訓練を受けていることが書かれています。彼らがバビロン国の中で働く、政府要人になるためです。
ダニエル書 1:5-6, 8-17 新共同訳
王は、宮廷の肉類と酒を毎日彼らに与えるように定め、三年間養成してから自分に仕えさせることにした。 この少年たちの中に、ユダ族出身のダニエル、ハナンヤ、ミシャエル、アザルヤの四人がいた。
ダニエルは宮廷の肉類と酒で自分を汚すまいと決心し、自分を汚すようなことはさせないでほしいと侍従長に願い出た。 神の御計らいによって、侍従長はダニエルに好意を示し、親切にした。 侍従長はダニエルに言った。 「わたしは王様が恐ろしい。王様御自身がお前たちの食べ物と飲み物をお定めになったのだから。同じ年ごろの少年に比べてお前たちの顔色が悪くなったら、お前たちのためにわたしの首が危うくなるではないか。」 ダニエルは、侍従長が自分たち四人の世話係に定めた人に言った。 「どうかわたしたちを十日間試してください。その間、食べる物は野菜だけ、飲む物は水だけにさせてください。 その後、わたしたちの顔色と、宮廷の肉類をいただいた少年の顔色をよくお比べになり、その上でお考えどおりにしてください。」 世話係はこの願いを聞き入れ、十日間彼らを試した。 十日たってみると、彼らの顔色と健康は宮廷の食べ物を受けているどの少年よりも良かった。 それ以来、世話係は彼らに支給される肉類と酒を除いて、野菜だけ与えることにした。 この四人の少年は、知識と才能を神から恵まれ、文書や知恵についてもすべて優れていて、特にダニエルはどのような幻も夢も解くことができた。
補足をするならば、この野菜類の中には、豆類はもちろん含まれています。
創世記 1:11 新共同訳
神は言われた。 「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ。」 そのようになった。