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【水で血糖値を下げる方法Ⅰ】


血糖値が高いということは、血管を流れる血液中の糖の濃度が高いということを指します。糖の濃度が高いと、血液の粘度が高くなってドロドロの状態になり、細小血管症(網膜症・腎症・神経障害)や大血管症(冠動脈疾患・脳血管障害・末梢動脈疾患)などの合併症を引き起こす原因となってしまいます。

このドロドロの血液を薄めるためには十分な水分量が必要になります。血液の半分以上は水分でできていますので、水分を十分に摂ることで必然的に糖の濃度が下がる(薄まる)ことに繋がります。そこで、水分は1日1.5ℓ以上摂るようにするのが理想です。夏の暑い時期だったら2ℓ以上摂っていただいても構いません。水分をこまめに摂り、血液中の糖の濃度を上げないようにすることを心がけて下さい。

合併症で血管が詰まり始めると悪化のスピードは速くなります。普段から水分を摂取しましょう。これがサイレントキラー糖尿病にかからないための準備です。



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