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子どもの自己肯定感、高くないとダメですか?
いつ頃から 自己肯定感てやたらと言われるようになったんだろう
と調べたら2016年頃だと
Google検索が言ってました
もともとは 自殺してしまう子や
登校拒否など 心の内面の状態を説明する
用語として 1994年 高垣 忠一郎が提唱したとのこと
なんでこんなに つっかかるのかというと
高2の三女と自己肯定感の話になった時に女子高生の思う自己肯定感高い人は?
と聞いたら
顔が可愛いくて自信がある人という。
なるほど
でわ、そのビジュアルが何かの拍子に無くなった場合 簡単に自己肯定感は低くなるわけか
ちなみに 娘は低いそうです
顔もそんなだし 高いわけないじゃんって
なるほど そういう理解か。
でもでも 親の私からしたら
この子は
外見だけよりも ちゃんと自分の内面について悩んだり 良くしようとしたりしてる
友達のことで 何かあったら 姉妹や私に
相談できる
そこで自分がどう思ってどう
行動するか考えることができる
ってだけで
充分に主体的に考える力があり 精神的に
成長しようと頑張れる強さを持っていると思うので 本人が自己肯定感ひくいって言ってても 何も心配していない
むしろ 褒め称えたい
どうやら高校生の自己肯定感は 外部からの評価で高低が決まるものらしい
世の中
子どもの自己肯定感を上げる 言葉がけ
とか 褒めて育てるとか の育児書が
わんさか出回り
学校でも 好奇心旺盛で 自主的に行動し
考え学び 自分の意見を持てる
などを教育方針にあげているにもかかわらず
実際の高校生の認識ってこんなもんさね
本当の意味の 自己肯定感の高さとは
自分をいかに愛しているか
大事にできているか
信じているか
自分自身に責任を持てるか
なんだろうけど
上記の様な子育てや 学校教育では
上っ面しか 育たないのかもしれない
ていうか 中高大生の歳で 自信がみなぎっていて 自分大好き 何にでも意欲的で
打たれ強い 粘り強い 夢も希望もあって
キラキラしてますって人
いますかね?いたとして何%?
自己肯定感っていう 言葉だけで考えると
例えば 日本の子どもは諸外国より低いというデータがあるのを見た時
なんか低いのが悪いみたいに思ってしまう
大人になって 生きづらさから
自分で自分を大切だと思ってなかったことに気がついて いろいろな本やらセミナーやらで自分を見直して自信をつけるみたいな時の自己肯定感がっていうのは
合ってるけど
子ども達に どうのこうのは 要らないんじゃないのかな
まだ大人になる練習中なんだしさ
大人が子どもの自己肯定感を気にするあまり
ただ薄っぺらく褒めたり
然るべきときに叱らなかったり
自主性とわがままを履き違えて
まだ未熟な子どもに決定権を持たせてしまう
そうじゃくて
なんかこう もっと
本心から
関わりが持てないものだろうか
褒める時は ここぞという瞬間を逃さず褒め
人としてしてはいけないことは
ブレずに叱り
子どもの命や健康に関する事は
大人が正しく決定権を持つだけで
だいぶ違ってくると思うんだけどな
子ども自身が 自分を大切に思う心が