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何をしてるって?「のら」してます。
本には振り向かない、勉強に身も入らない、ただ元気なだけな子が初めて読んだのが“植村直己”の冒険談だった。
うっすらと記憶しているのは、その本を自分の小遣いで買ったこと、そして内容が北極圏の単独行だったことだ。
齢を経ると“問い”を立てたくなる、『人生に他の道はあったのか』と。
週末は《のら(野良)》をする。
今週は土曜日の午後から始めた。無計画に街を出て、適当な野山で夜を過ごす。つまり、こういうのが自分の《のら》だ。
目覚めて「竹田城」を目指し登山した。来月友人達と山登りの約束があるので、これは良い足慣らしとなる。
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ほどない所に「植村直己冒険館」があった。足を運ばない理由がない。
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『作りものの謙虚さなんて化けの皮がすぐ剥がれるだろう』。植村直己が今なお慈しまれるのは、生死の極限にありながら、《人への思い》に正直に向き合う才能があったからだと思う。
無限の“やさしさ”と、彼の人間愛を改めて知り、ただ自身の歴史にそれを“問い立て”する勇気はもてなかった。
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