なぜ僕は留学に行くのか?
こんにちは。桜の時期がやってきました。
桜が咲いたということは、自分の留学が近づいてきたということ。
来週の週末には、オーストラリアに飛び立ちます。
勢いで留学を決めてから三か月。
気づいたら残り日数は10を切りました。時の流れ怖い。
このnoteでは、「僕が留学に行く理由」を、備忘録・自戒とこれから留学に行く人・留学を考えている人に向けて、書いていこうと思います。
基本情報
まずは現在の僕の状況から。
・大学4年生、経営学を専攻
・オーストラリアにワーキングホリデーへ
(以下全て、ワーキングホリデーではなく留学と表記します。)
・大学は1年間休学。25卒から26卒になった。
・留学の目的は出稼ぎではなく語学と経験値稼ぎ
・2023年の12月に留学を考えて、年末に飛行機のチケットを取る
・英語はIELTS6.0くらい(多分)
留学を考えだしたきっかけ
そもそも昔から留学行きたいなーとは思っていて。
というのも、留学3年(交換留学+英国の大学院)からの海外駐在をしているいとこがいて。
海外なんて興味ない!って子供ではなかったと思います。
僕が高校1年生くらいの時に確か千葉大学が「学生の留学を義務化する」みたいなニュースがありました。その時両親に「留学行きたいから千葉大に行くわ」って言った気がします。一蹴されましたけど。
そこまで本気で言ったわけではないので、色々あって千葉ではない大学に行くことにしました。
大学の留学プログラムとかにも参加せず。大学の2年と半年、海外とは無縁の生活をしていました。
転機が来たのは3年生の秋。
その時めっちゃ仲良くなった子が留学に行くって言ってて。
親友も何年後かにワーホリ行くって言ってて。
周りがやってることって、一旦自分もやってみようって思うじゃないですか。一回しっかり考えてみたんです。「僕も留学行ったほうがいいのかな?」
「あ、これ行ったほうがいいわ。行きます。」
それが2023年の12月で、のらりくらりしていた就活を放り出し、留学のリサーチと申し込みまでを年末に行いました。
(年末までの申し込みでキャッシュバックします!ってエージェントが言ってたし)
なぜ留学行ったほうがいいと思ったか
さて、ここからが本題です。
・ギャップイヤー、経験として
・英語喋りたい
・おもろそう (←頭悪そう)
主にはこの三点が理由です。
ギャップイヤー、経験として
僕の将来の中間チェックポイントは、起業することです。
そこまでどんなルートを通ってもいいから、起業にたどり着くことが一旦の目標です。
社会に出る一歩目として、僕はUXデザイナーになりたいと思っています。
でも僕の専攻は経営学で、デザインとは無縁。何もわからない状態から就活をしていました。
デザイナー就活は総合大学出身にとってハードモードです。孤独。
(これは別のnoteでも書きました)
就活をしていく中で、だんだんと感じてきたのが
「自分薄くね・・・?こんなんで社会に出てええんか・・・?」です。
自信がなくなったんですね。
そもそもデザインの知識もないし、自分の夢についてしっかり考えることもできていない。社会に出てうまく立ち回れるわけがない、と。
それなのに就活の波が押し寄せてきてて。留学に行くことを勢いで決めた僕が言うのもなんですが、「勢いで新卒入社先を決めている」状態でした。
「これはヤベェ。自分の人生の数年、あるいは数十年をこのまま決めるのはまずい。」と思ってマッタをかけました。
まあ要は就活から逃げたかった、と言ってしまえばそれまでです。
幸いなことに浪人や留年のないので、1年くらい経験に時間を使ってもいいなと思いました。
じゃあその1年で何ができるのか?
その答えが、留学でした。
デザインの勉強をする、でもよかったんですが流石に両親の反対を押し切れないと思ったし、デザインは起業やその先のビジネスの手段でしかないので、汎用性の高い留学に行くことにしました。
1年自由な時間を得て、ビジネスマンとしてのキャリアを1年削る分、得るものを得てこないといけない。
価値観の幅やコミュニケーション能力、タフネスさ、思考力、そして選択肢を莫大に増やすことができる英語力。
これらを全て向上させることができるのが、留学だと思いました。
後に知ったことがですが、欧米社会では「ギャップイヤー」と言うものがあるらしくて。「自分探しの旅」みたいなイメージですが、彼らはその旅に年単位かけるのが当たり前らしいです。
その文化があるのを知った時、「欧米で普通なら、日本人がやってもいいやろ」と感じて、背中を押されている気分でした。
語学の向上
・大学受験時、英語はできるほう
・今はIELTS5.5~6.0くらい
(この英語力なので、流石に一か月目は語学学校に行って、そこから働こうと思っています。)
正直日本で生きていくなら日本語だけ分かれば生きていけます。
でも、英語ができたら・・・と思うタイミングはいっぱいあって。
僕はデザインを勉強しているので、最先端であるアメリカのサイトや文書を読むことが多いです。その時日本語と同じレベルで読めないのが苦痛すぎます。
あとイングランド・プレミアリーグの記事読む時とか。
「グローバル化」と言う言葉は自分ごとが難しいと思います。
ですが知識を吸収する時、何かをしようとするときに、「世界で最も使われている言語の一つである英語を、コミュニケーションのツールとして使いこなせる。」と言うことは、
特に使えない人が多い日本において大きなアドバンテージだし、違った角度から考えることのできる、大きな差別化ポイントになると思いました。
おもろそう
海外に住むのって、めちゃくちゃ面白そうじゃないですか?
異国の全く見慣れない景色・文化・言語の中で暮らしていくのって、知識欲の高い僕は脳汁ドバドバだと思うんです。
こればっかりは主観ベースになってしまうので、共感を得られないことも多々あるのですが。
就職してから1年海外に行くことのハードルがどれだけか僕には分かりませんが、親に助けてもらえる学生のうちに行ってしまうのがいいのは分かります。
最近本当に思うのは、親には頭が上がらないなぁ、と言うことです。
一人っ子だし、県外に進学するのも嫌がってたのに、僕の意思を尊重して、お金まで出してくれます。本当に僕は恵まれています。
ここまで育ててもらって、時間とお金をかけてもらった分、恩返しをこれでもかと言うほどしないといけないと思ってます。ありがとう。
帰国する時はお土産にコアラ連れて帰るね。
留学に行くか迷っている方へ
この記事を書いている今の僕は、まだ国際線に乗ったこともありませんが。
迷うくらいなら行ったほうがいいと思います。
ちょうど僕も迷ってて、背中を押してほしい時がありました。
その時相談していた方が、「はよ決めてしまえ、なんなら自分が手続きとかやってやるから笑」みたいなスタンスで。
一旦行ってから考えるタイプの方でした。
でもそのマインドってすごく大事だなと思って、他人に迷惑をかけること以外、迷うことはやったほうがいいと思います。
数ヶ月や数年かけると言っても、マイナスで帰ってくることはないし、「無理だ〜〜〜」って途中で投げ出してもいいと思います。
それは「自分にとって日本は理想的すぎる」と言うことがわかった証だと思うし。
「行ってうまくやっていけるかなぁ?」と言う不安はめちゃくちゃあります。でも不安のほとんどは起こらないし(何%か忘れました)、考えても仕方がないし、無駄なことなので、考えないようにしました。
21歳になったばかりの若者が言うのもですが、人生はチャレンジしてなんぼだと思います。自分の気持ちにしっかり向き合って、やりたいことをやるべきです。
3000字に及ぶ駄文を読んでいただきありがとうございました。
来週にはもうシドニーです。
後悔のないように、そして実りのある一年にするために。
時々このnoteのことを思い出しつつ、エンジョイしてこようと思います。