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心の病を治す方法

私は精神科医でもありませんが、私の家族や親友が心の病で苦しんでいるため、日々奮闘しながら試行錯誤して、その方法を模索しているところです。

現在、心の病で苦しんでいる方は是非とも最後までおつきあいください。

精神科医の先生にも、治療の参考になるかもしれませんので是非とも読んでほしいと思っています。

昨今、こころの病で苦しんでいる方が以前に比べて多いように思います。
noterさんの中にも、うつ病や統合失調症、双極性障害などのこころの病で苦しみつつ、悲痛の叫びをnoteで綴られています。

私の息子佑太も、現在20歳ですが高校3年時に統合失調症で入院しました。
半年ほど入院しました。高校の出席日数が足りないので、留年を危惧しました。が、ちょうどコロナ時期と重なりオンライン授業になったことで、不幸中の幸いでした。

出席日数は足りていないけど、提出物だけはなんとかやらせて、卒業はできました。

しかし、学校は卒業しても、病院に入学するような形になりました。

原因は、色々とありますが『言葉による暴力』とそれにともなう『自尊心の欠如』だと私は考えています。

自閉スペクトラムの疑いもあった息子は、小学生の頃から若干の言語能力の低さがありました。

言葉のレパートリーが少ないので、自分の意思を正確に伝えられないため、相手の誤解を生むのです。

おそらく、このことは子供に限らず大人にも当てはまると思います。

人間関係によるトラブルは『言葉での伝達不足』から相手への意思伝達が不十分になり、敵意を持たれることから始まると思います。

『口は災いのもと』ということわざが示すように、話しすぎると、かえって相手から裏読みをされて、『私に不利益をもたらせようとしている』と誤解されます。

言葉はシンプルに伝えた方が良い、とその類いの本を読むと、どの筆者も書いています。

私は『心の病気』は人間関係からひき起こるとは、もちろん思いますが、それだけではないと考えています。

人間関係については、心の病気ではない方も、常々悩みの種だということは、言うまでもありませんね。

何故、人間関係で悩むのでしょうか。

誰でも可能な限り、自分の思い通りにことを運びたいと思うものです。しかし、これは全ての人が考えていることです。

そのような状況下で、社会は平等な秩序を保たせるために、様々な法律をつくってトラブルを回避しようとしてきたのです。

ところが、いくら社会が平等を求めても、決してそうならないのが世の常です。

そこには、資本主義社会ならではの能力主義により、格差社会をもたらすという現実があります。

能力があるものは、給料で支払われる対価で評価されますが、能力がなければ安い給料で支払われる。

当たり前のことですが、給料がその人の人間的価値という見方も思わされる現実に虚しく思えることがありますね。

しかし、その現実が嫌ならさらに頑張ればいい、と『できる人』は当然のように言うでしょう。

でも、世の中は『思い通りにできない人』であふれていると思います。

しかし、その中でも、大半の人は自分の生きがいや生き方を探して、妥協しつつも、自尊心を維持しながら、健全な精神を保っていると思います。

心に病をかかえる人は、思い通りにならないことは、自分の性格や能力不足に納得できずに、自分自信を嫌っているように思うのです。

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