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機能不全家族・家族のフツーってなに?


古い家族形態?


風見婆は大正12生まれの父と昭和4年生まれの母のもとで、かなり古い価値観にとらわれた家庭で育ったのよね。

小学生の時は周囲の友達が普通にしていること、TVを毎日見るが許されなかった。
TVも週に1回だけ好きな番組だけ(母は毎日見てたけど)とかね。
一般的になりつつあった家族のレジャー、外食や旅行はなかった。

機能不全家族( dysfunctional family)
家族がほんらい持つべき機能がいちじるしく働いていない家族
一定のルールのもとでの生活を強制し、まるで家族そのものが一つの小さな全体主義国家や宗教的カルトであるように家族の成員をしばりつけ、個々人のプライバシーに侵入する
参考 JUST用語集

機能不全家族(dysfunctional family)はアメリカのセラピスト、クリッツバーグさんが1985年に名付けた概念みたいね。

ネットのあちこちに機能不全家族で育ったかどうかチェックリストがあるから、2,3やってみたけれど、結果はほぼ確定(*^_^*)

小学生の頃は何となく感じていたのは、家の中はまだ戦争が続いているみたい・・・

言い換えれば親の心の中ではまだ戦争が続いていたのかもしれない。

で、何が言いたいか

過去は日本全体が機能不全家族みたいなものだったのじゃないかな~って

でも父母はそんな家族・家庭が当たり前だったから、それしかできなかったのだと思う。

戦後の家族像はサザエさん?

戦後、急に価値観が変わって、絶対君主制から民主主義になっていったわけだけど・・

平等と言われるけれど、じゃ実際身近なところで実際にはどうすればいいのかはわからない。

で、手軽なモデルが「サザエさん」みたいな感じ。

それまでの男尊女卑で男性の家長が権力をもっているところから、
なんかほわわんとした感じの波平さんとお婿さんのマスオさんに

戦後のそんなほんわかした家族像は、当時としては画期的だったかもしれない。

サザエさんて主な登場人物は家族と親戚、そして関係の薄いご近所さん

家族(&親類)は平和で穏やかで助け合うみたいなイメージがなんとなくなんとなく空気みたいに出来上がっていったのじゃないかな

日本人は空気を読むのは、ほぼ達人級の人が多いから。


個性の時代へ

けれど今は個性の時代になりつつあって、もう現実の方が先に進んでいる感じもある。

2020年の調査では一人世帯は全体の38%になっている。

一人世帯って貧困とか孤独とかネガティブなイメージで語られることもあるけれど、

風見婆は今まで生きてきた中で、一人が一番気楽でやめられません!!と思う。

子どもの時は親の言うこと聞いて、学校でも空気読んで、職場でも空気読んで、結婚したら義実家の空気読んで、夫の世話して
子どもが生まれたら子どもの世話をして、PTAで空気読んで

子どもの世話(一緒に遊ぶ、過ごす)は楽しかったけどね。

息子が就職して家を出た後、しばらくして元夫から電話かかってきた。

「面倒見てくれない?」

彼なりの再プロポーズだったのかもしれないけれど

「え~何!全く変わってない」と思ったし、ショックだった。

私は面倒見る人だったんだねと(^-^;

対等なパートナーという意識はまだないらしい。

日本のジェンダーギャップ指数は153か国中121位なんて報告もあるけれど、男女の役割分担の思い込みは深い。

実際に育った家庭とは違う家族を作りたかったけれど、そうはできなかったな~と改めて思う。

けれど、自分をさらにダメ出しするのは違うし、
今が一人で十分に幸せだからそんなこともあったね!でハイオワリ


まとめ

昭和~平成~令和 の100年弱でも、家族は実像はものすごく変化してきた。

「家族」という概念と形態もその時々で作り上げてきたイメージ(幻想)・集合意識みたいなものだったと思う。


そして今「家族とはこういうものだ」 みたいな信念はもういらないと思う。

そうすると機能不全家族という言葉もいらなくなるかもしれない

風見婆も「家族だからこうしなくては」みたいな信念、思い込みは今までたくさんあった。

一人一人が個性を持った存在なのだから、家族になったも個性があるのは当然で、そして家族を持つのも持たないのも自由だ。

「こうすべきだ」「こうあるべきだ」 という信念がたくさんあると苦しくなる。

人の行動が「許せない」と思う時がある。

「あなたはそうなのね」「あなたたちはそうなのね」

と思えれば心は軽い。

身近な人や家族であっても

私たちは生まれる前は無条件の愛の場所(ソース)非物質の世界にいた。

あなたはそうなのね、あなたたちはそうなのね 

と無条件に思える時、

あなたはソースの無条件の愛の波動と一致している


読んでくれてありがとね。


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風見婆
自分の実体験をもとに書いています。 悩むことも迷うことも多かった、楽しんできたことも多いにあった 山あり、谷あり、がけっぷちあり、お花畑あり、 人生半分以上過ぎたけど、好奇心はそのままに 何でも楽しむ気ありありです。よろしく!!