サイフォンでコーヒーを淹れる
前回の続きで、サイフォンでコーヒーを淹れる手順を紹介します。
各部の名称
準備
アルコールランプに燃料用アルコールを入れる
1回の使用量はそこまで多くなかったです。少量入っていれば足りると思います。一度火を付けて、炎の先端が、フラスコの底に当たる程度の火力になるように芯の長さを調節します。
芯の長さが長いと強くなり、短くすると弱くなります。
フィルターに濾紙を付ける
フィルターは2つに分解出来ます。間に濾紙を挟んで閉じます。
濾紙を挟んだフィルターは、ロートに入れ、フックをロートの下部に引っ掛けます。
フラスコを温める
アルコールランプの熱はあまり強くないので、お湯を先に入れて温めておきます。
豆を挽く
ドリップより少し粗めに挽きます。フレンチプレスと同じくらいの挽き目で淹れています。
コーヒーを淹れる
フラスコを加熱する
熱湯をフラスコに入れます。お湯が周りについてしまうので、しっかりとフラスコを拭いてください。破損の原因になるそうです。
その後、アルコールランプでフラスコを加熱します。
フラスコの底に玉鎖が垂れています。ここから小さな泡が出てくるようになったら、適切な温度です。ロートにコーヒー粉を入れて、フラスコに差し込みます。
お湯が上がってきたら、お湯と粉を軽く混ぜる
お湯がゆっくり上がってきます。コーヒーの粉がしっかりお湯に浸かるように、竹のヘラで、優しく混ぜてあげます。
強く混ぜすぎないようにしてください。
約1分加熱した状態で抽出する
加熱した状態で約1分待ちます。最後20秒くらいで、優しく混ぜます。
ロートの中に、コーヒー粉の層ができますが、上にアクの層、その下にガスの層が出来ます。優しく混ぜてあげて、ガスを抜いてあげます。
このとき、強く混ぜすぎると、コーヒーにアクが溶け込んでしまいます。
アルコールランプを消す
アルコールランプを外し、火を消します。少しすると、ロートからコーヒーが下がってきます。
出来上がり
黄色い泡がボコボコ出てきて、コーヒーが落ちきったら出来上がりです。
まとめ
今回は、コーヒーサイフォンの淹れ方をまとめました。
少し行程は長く複雑ですが、おいしいコーヒーが楽しめる道具です。
是非、試してみてください。
読んでいただきありがとうございました。
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