今日の俳句 寒緋桜に目白
昨日、コンビニに買い物に行く道に咲いている寒緋桜を見ていると、目白が蜜を吸っていた。寒緋桜は、河津桜や横浜緋桜、阿亀桜等の片親であるが、冬の季語となっている。「寒」の言葉が強いのであろう。緋桜なら春の季語にする俳人もいる。もっとも、目白も夏か秋の季語にされているが、「梅に鶯(目白の間違い)」で、春のイメージが強い。目白を夏の季語としている歳時記の写真が桜の蜜を吸う目白だったりもする。季語云々より季節感を楽しみたい。
艶やかに寒緋桜の咲きし道
春北風に寒緋桜も揺られをり 春北風:はるきた
目白来て寒緋桜で曲乗りも
剽軽に花の密吸ふ目白かな
緋桜の蜜も目白のお気に入り