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岡村和義 TOUR OKAZ TIME at KT Zepp Yokohama 5/24/2024

【はじめに】
このライブレポは、ライブ直後、興奮状態のまま書いたものなので、間違いや抜けがありますが、ご了承下さい!

【ライブに行こうと思ったきっかけ】
わたしが岡村ちゃんのベイベだから。
「アバシー」、「テクニカルサポート」「元気です」のDATEに参加して、「ああ、かっっこいい。やっぱり好きだなあ」と思って、岡村ちゃんを深堀していた時、図書館で『岡村靖幸のカモンエブリバディ』の書籍を見つけたので、早速借りて読んでみた。

この本、余白が狭くて、小さい文字びっしりで、NHK班の過剰な岡村ちゃん愛を感じます…!

この本は、NHKラジオでの放送を書籍化したもの。
ラジオ聞きたかったなあ‥。宇多丸さんとのやりとりは、岡村ちゃんがボケたおして自由過ぎるし、斉藤和義さんとのやりとりでは、仲の良い感じが伝わってくる。
斉藤和義さんは、いい歌を歌う人だなとは思っていたけど、特にのめり込んで聞いてはいなかったので、岡村ちゃんとの組み合わせが、意外で新鮮で興味を持った。
その後、Youtubeを色々見ていたら、まさかの当時の音源を発見!
これ、ホントはダメなやつだよな・・・と思いながらも、斉藤和義さんとの神回を聞いて、「春、白濁」の出来上がるまでの過程を知って、感動したのでした!
このユニット、次いつライブあるか分からない、今行かないと絶対に後悔する!と思って横浜公演のチケットをGetした。
『岡村和義』のライブに行くにあたって予習しようと、斉藤和義さんを聞きまくって、それはもうもう簡単に好きになってしまいました。
シンプルでストレートなロック、あの飄々とした佇まい、社会問題との向き合い方、いつの間にか、スッと人の懐にはいってくる人懐っこさ。
新参者の私が言うまでも無いのですが。
なので、図々しくせっちゃん呼びしています・・・!

【オープニング】
せっちゃんの「ずっと好きだったんだぜ」と岡村ちゃんの「ぶーしゃかるーぷ」のマッシュアップが流れる中、岡村ちゃんのDATEの時と同じような、あどけないこどもの声で「オカムラカズヨシ オカズタイム」とタイトルコール。

2人がステージに出て、中央でハイタッチかと思わせて、がっつり握手。
これだけで、もう会場は「わーっ!」と盛り上がる!
これから始まるライヴの期待値は増すばかり。

【ライヴスタート!】
一曲目「I miss you fire」から「愛スティル」と続く。
この後、新曲が2、3曲続いた。
初めて聴く曲なので、もう記憶が飛んでしまった。
覚えているのは、せっちゃんが「アップルパイ」というタイトルを紹介したことだけ。

この後、せっちゃんは袖へ、ステージは岡村ちゃんとバンメンのみに。
岡村ちゃんは、せっちゃんの「夢の果てまで」をカバー。
今度は、せっちゃんのターン。
カバーの選曲は「イケナイコトカイ」だった。
せっちゃんバージョンも、とっても艶っぽくて、素敵でドキドキしてしまった。岡村ちゃんオリジナルのセクシーな箇所は、ギターが艶めかしく鳴いていました。
次は、2人で歌うカバー曲。
南佳孝「スローなブギにしてくれ−I want you」。
2人から「want you」と語りかけられて、もうドキドキが止まりません。
そして、NHKのカバーズでも披露していた「夏の終わりのハーモニー」。「お互いがお互いを補完し合ってる」と岡村ちゃんが何度も言っていて、2人の信頼関係が感じられる曲。しっとりと美しい。
中央に椅子が置かれ、2人ともギターを抱えて座り、YMOの「テクノポリス」。
演奏中、岡村ちゃんがなんとなく微妙な表情でせっちゃんを何度も見ていて、「コード違うし」とボソッと言っていた。
せっちゃんはノーリアクションだったけど。
この後、「サメと人魚」。この曲、大好き。
生で聞く、せっちゃんのギターソロは切なくなるほど素敵だった。
岡村ちゃんが、「斉藤和義のギター、やばくない?」と言っていて、相棒にたいする愛がためらいなく溢れていて、「岡村ちゃん、良かったね」としみじみ思ってしまう。
このライヴでは、どんな風なMCになるんだろうと期待していた。
岡村ちゃんは、DATEではMCをしないし、せっちゃんは下ネタが多いと聞いていたので。
2人は、椅子に座ってギター&ベースを鳴らして、歌いながらMCするスタイルだった。会場が横浜だったので、中華街とかけて、しっとり色っぽく歌う岡村ちゃんに対して、せっちゃんは、どんどんお笑い方向の下ネタに進んでいった。

「港がキレイ」
「靖幸、わたしの港に入港して」
「靖幸の船、大きい」
「靖幸の船、カタイ」「靖幸の、ふねー!」

と歌ってて、岡村ちゃんは苦笑していて、それがなんだか微笑ましくもあり、面白くもありで、わたしはニマニマ笑っていた。
なんだか、もう還暦間近のおじさんたちなんだけど、ガキンチョ男子が2人仲良くじゃれ合っているみたいで、バカっぽくてかわいいなんて思ってしまう。
岡村ちゃんが「中華街で、中華鍋を買ったんだぜ。それは、かわいい鍋じゃなくて、チャーハンが、7、8人前作れちゃうようなやつなんだぜ〜」「使う前に、なんでか知らないけど、一回鍋を焼くんだぜー」と言ってたな。
それから、岡村ちゃんがアンケートをとりまーす!と客先に向かって言う。「僕と斉藤和義、キスがうまそうなのはどっち?」の質問に、若干、せっちゃんの方が拍手が大きかった!
岡村ちゃんは、「あらっ…!」と言葉が途切れ、それ以上、深追いせず、「では、メンバーを紹介しましょう」と早々に話を切り上げたのが笑えた。正直、悔しかったのかな…!
「カモンベイビー」はここら辺だったっけ…?
岡村ちゃんが「サプライズだぜ!斉藤和義がダンスするぜ!」と言う!
PODCASTやユーミンのラジオのゲストで出た時、お互い影響しあっていると言っていた。
岡村ちゃんは社交的になろうとし、せっちゃんはダンスを習い始めたと言っていた。
ダンスと言っても、岡村ちゃんのように激しいターンをするようなものではなく、ステージを端から端まで歩いてからの、ポージング!だったのだけど、せっちゃんは、スタイルめちゃめちゃ良くて、手足が長くて、とてもかっこ良かった。せっちゃんのはにかんだような表情も、きゅんきゅんしました。
客席から「せっちゃん、岡村ちゃんをよろしく!」と声が飛んだ。
それに、せっちゃんはニコっと反応していたように思う。
わたしも、その声援に「その気持ち、わかる!」と心で頷いた。
人一倍繊細な岡村ちゃんだから、見守ってあげなくちゃと思うベイベは多いと思うから。
【アンコール】
「春、白濁」と「少年ジャンボリー」。
最後の最後に、こんな踊れちゃう曲もってくるの!?
もっと、おかわりが欲しくて仕方がなくなってしまう。
会場は激アツ、最高潮の状態で終演へ。約2時間15分のライヴだった。

余韻に浸りながらのお絵描きは至福の時間。自己満足ですが…


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