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岡村靖幸 〜アパシー at 中野サンプラザ〜

2022.12.1、初DATEに1人で参戦してきた。

会場に着くと、グッズで素敵にきめてきたベイベな人たちを観察するのが楽しい!
目をひいたのが、岡村ちゃんの顔を編み込んだセーターを着ている人だった。
ベイベの年齢層は割と高め。私もそうだけど。
斜め前の席の人は、年配の男性で奥さんと一緒にきた感じ。
公演開始前まで静かに文庫本を読んでいる紳士な感じの方だったけど、始まるとノリノリで体を揺らしているのを見て嬉しくなってしまった。
若いベイベもいたけれど、何をきっかけに岡村ちゃんを好きになったのか興味がある。

DATEはめちゃめちゃ最高だったし、楽しかった!
岡村ちゃんは、年齢を感じさせないキレッキレのダンスだった。
バンド演奏が爆音で体に響いて快感で、一緒になって踊った。

自分が、中学、高校の時、CDで聞いていた歌の生歌を聞けて感動した。
“あのロン“、“だいすき“の、曇りない真っ直ぐな気持ちを歌った歌詞、“だいすき“!
MCの時、ギターをかき鳴らしながら、「今日は来てくれてありがとう。でもそれを当たり前と思っていない」と歌ってくれて、心がいっぱいになった。

6:30開演ー8:10終演。
でも会場がすぐに明るくならず、2回もアンコールに応えてくれた。
最終的に終わったのは9:00で、2時間半もパフォーマンスしてくれた。
ファンサがすごい!

爆音のfunkyでsoulfulなrockを、血管の隅々まで全身で堪能した。
音が突き刺さりまくりだった。
またDATEに行きたい。岡村ちゃんのパフォーマンスは最高だった。

岡村ちゃんを知ったのは中学生の時。
City Hunterの主題歌だった“Super Girl“だったと思う。
当時、渡辺美里が好きだったので、コーラスや、楽曲で岡村ちゃんを徐々知っていった。”19歳の秘かな欲望”は特にリピートして聞いていた。

岡村ちゃんは、かっこいいけど、かっこ悪い、ナルシストでエロくて気持ち悪いけど、でも結局かっこいいと思って、どんどんファンになっていった。
岡村ちゃんの楽曲は、当時の私には今まで見たことのないタイプの音楽だった。
初めて出会った異能で異形、こんな突き抜けているアーティストを他に知らない、唯一無二だと思った。
自意識過剰で色々拗らせている中学生思春期女子には、気持ちをストレートに歌詞に表現しているのが、眩しくて仕方なかった。

岡村ちゃんに色々あって、一旦は音楽を聞かなくなってしまった。
藤井風を聞くようになって、岡村ちゃんと似てる!と思って、また聞きたいと思うようになった。

藤井風のサインとピーチマーク、転調が多い、そしてカルピス。

カルピスとは。
HEAT DOCUMENTARYで藤井風がカルピスソーダを頼んだ時、デジャブかと思った。
私が10代の時、FM802で岡村ちゃんのインタビューを聞いていて、こんなこと
を言っていた。

岡村ちゃん「最近は大人になったから、自分でドリンクとか作るんだ」
FM802「カクテルとかですか?」
岡村ちゃん「カルピス・・・」

この後、妙な沈黙が少し流れて、思春期真っただ中の私は、これは言葉通り受け
取ってもいいのかどうか考えた。
岡村ちゃんは、とってもセクシーな愛についても歌っているから、あれのことか
な…と耳年増な私は一人想像していてモヤモヤしていた。

なんか話が上手くまとまらなかった…。
今は、あまり似ているとは思わなくなったけれども。
岡村ちゃんは天才だと思う。また絶対DATEに行きます!応援しています!

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