未消化の感情を感じ赦すこと
〜『感情からは逃げられない。』〜
今日は、3週間に一度の病院DAY
私はこの病院に特別な思いがあった。
その思いの元を知るために
自身へ投げかけておいた疑問
[なぜ?この病院(大学病院)なのか?]
[なぜ?私はこの病院が苦手なのか?]
°・*:.。.☆°・*:.。.☆°・*:.。.☆°・*:.。.☆°・*:.。.☆
今からちょうど5年前
この病院に母が
入院していました。
肺ガンのステージ4
治療というより
緩和ケア病院がある病院待ち。
本人が選んだことなので
私が口を出すことことではない。
本人の意思を尊重することが一番で
自分の気持ちは二の次。
“大人としてこうあるべき”
と自分で決めて振る舞っていた。
でも…
そう決めていたのに…
何だかザワザワ感が止まらなかった。
母が亡くなってから約5年
今度は、自分の病が発覚し
この病院へ通うことになると
またザワザワ感がぶり返してきた。
°・*:.。.☆°・*:.。.☆°・*:.。.☆°・*:.。.☆°・*:.。.☆
ここで少し私の話をさせてくださいね。
私が中学生の頃
両親が離婚しました。
母子家庭で暮らしてきた私にとって
母を亡くすということは、
(この先生きて行けないのではないか?)
というくらいの不安があった。
もう成人して何年(何十年)も
働いているのにも関わらずにだ。
ずっと感じていたザワザワ感の原因。
“気持ちは中学生の頃の気持ちのままだった”
別の言い方をするのであれば
“トラウマ”というのだろう。
大人の脳の部分では
分かっているのに…
感情がついていかない。
そんな受け止められない自分の感情を
5年前の私は、どうしたのか?
《病院のせい》
怒りという感情にすり替えて
元あった悲しみや不安を
紛らわしてきたのだ。
(この病院嫌い)
それと同時に
受け止めきれなかった自分自身を
深層心理では責めていた。
(私嫌い)
だから、病院へ行くたびに
ザワザワしたし
逃げたかったのだ。
それに気づいたということは…
その感情を
“受け止め”
“手放すこと”
の準備が整いましたよ
というサイン✨
手放しを完了してから
再び病院内へ入ると…
今までと違う場所のように見えた👀
キラキラ✨というまではいかないが
今まで霞がかかったのように
ぼんやりと見ていた景色が
ハッキリ見えた。
まるで眼鏡をかけかえたかのように👓
過去の記憶や感情を受け取らずに
見ないフリ
感じないフリ
をして自分を誤魔化していたことを
一旦立ち止まって、感情を感じきること。
感じきれば、手放すことができる。
よりフラットな気持ちで冷静に
物事を見ることができる。
この経験は、私にとって大きな一歩となった。
今、この気持ちを書き留めておきたくて
備忘録