菅原小春
ダンサー。
千葉に生まれ、幼少から創作ダンスを始めて、学生時代には様々なダンススタイルを経験し、色んなコンテストで優勝して18歳で渡米、とダンサーとして理想とも言える人生を歩んできています。実際、自分がやりたいことと近しい部分は多いですが、もう幼少からダンスをしてきた自分にはなれない。しかし、だからこそできることもあると、小春さん自身の言葉から感じます。
どんな偉大と言われる人にも等身大の悩みがあるように、小春さんも理想的な人生の中に苦悩を抱えてきたようです。そしてそれを経て発せられる彼女の思想、言葉はかっこよくて、素直に入ってきます。これで俳優としても活躍されてるからもう…
小春さんは、人はそれぞれだし自分は自分だから、好きな人はいても憧れている人はあまり、と。私は憧れという言葉を少しポジティブというか、少し違う目線で捉えています。その人のようになりたいと盲信的猛進し、嫉妬をも含むかもしれない"憧れ"ではなく。尊敬の念を抱き心惹かれる、生き写しやポスト憧れの人を望むのではなく、好意を含んだ独特の感情表現としての"憧れ"。そういう意味で小春さんは間違いなく、憧れの人です。
彼女のように、自分がじっくりと向き合わなければいけない気がする人、向き合いたい人、知りたい人は得てして反対に向き合いづらくなります。簡単なことではないから。種々雑多な事柄に同じだと思いますが、そこも含めて少しずつ受け入れ、進んでいきたいです。