デイヴィッド・ホックニー

好きな画家と聞かれたらすぐ思いつく人です。

ネットでプールの絵を見かけて、そこでピンとしっくり来て、それ以来ホックニー氏とその絵が気に入ってます。その時感じたのは柔らかい絵を描く人だなと、それで好きになったんですが、それ以外にも繊細な水飛沫の描写であったり、写実的すぎない曖昧さであったり、時代の変化に合わせデジタルも組み込んだ作品制作など、すごいな〜と思うところばかり。以前から龍安寺が好きで、修学旅行の際も一番お気に入りのスポットだったのですが、ホックニー氏も同じくそこの枯山水に惹かれて作品を作っていたのもなんだか嬉しかったです。

現在開催中のホックニー展にも足を運び、本物の作品を見てお〜〜となったりしました。私はあまり本物を見ても、すごいなと感じつつあまり貴重性を肌で感じられないタイプというか、横から見た絵の具の盛り上がりなどを発見したらこれは生じゃないとわからないなとは思うんですが、そうじゃない場合との線引きがあまり明確でない人で。でも好きな作家の作品が生で見られるのはやはり嬉しくて、特に何枚ものキャンバスが連なった巨大な絵画、デジタルでホックニー氏の筆跡が映像として示されるもの、まだ続くの?と歩きながら思うくらい長い絵画など、リアルじゃないと鑑賞できない作品が多くあったのも満足した理由の一つだったと思います。

好きな作家だし…と奮発してノートやパズルも買いました。思い出の品であるとともに、自分の好きなものを家に持ち帰ることで自分の空間度を高めるというのは心が幸せになりますね。お金を使いたくなるもの、好きになれるものがあるのはいいなと最近思います。(生活に破綻がない=依存ではない形で!) とはいえ、出会いがあれば別れも付きもの、私たちもいずれこの世とおさらばするので あまり執着したり恐れて過保護にならずにモノと付き合っていければと思います。とはいえ、買ったパズルちゃんには出てきてほしいですが…🥲

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