何もしない

何もしないということはアート的行為、創造的行為なんでしょうか。
特に現代ではその行為が生産的なのか?ということはよく気にされます。
休みの日に昼まで寝てるのは無駄だとか、写真や音楽が趣味と言うとオシャレな感じに聞こえてもアニメやゲームが趣味だと言うといかにもそれで時間をいたずらに消費しているように思われたり。

昨今はQOLやWell-beingなどのメンタルケアも話題になっていますし、寝るのはほとんどの人には不可欠なことなので、睡眠のゴールデンタイムに寝ていて怒られることはないと思います。
でも睡眠ではなく起きていて、別に考え事をするでもなく、瞑想をするわけでもなく、何もしないことは価値あることなんでしょうか?

私はいいと思います。というかこの時代、人に迷惑をかけなければ大体何をしてもいいと思うし、(何もしてないから何をするわけでもないんですが)その人が余白の時間をぼーっとするのは自由だと思います。情報が繁茂し、常にやりたいこと、やるべきことで溢れる現代において、何もしないという事は人によっては何かをすることより難しいかもしれません。そう考えれば自分は何もしないというちょっとした特技を持っていると考えられますね。ともかくみんな生き急ぎがすぎると思っています。もっともっと余白を増やしてゆとりを持って生きた方がいいと思います。大体の社会問題は生き急いでるから起きていると思いますし。生き急ぎが生きの楽しみに繋がっているのかということですね。その点アートは余白的な時間を生み出すことに向いている分野ですし、もっと緩く社会が認め合っていければいいと思います(アート業界にもゆとりが必要ですが)

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