ベビーシッターになってみた!〜予想外に大変だ!3選〜
3.ベビーシッターの予想外に大変なこと3選
第1位 保護者さまとのやりとり
第2位 移動
第3位 毎回後提出のレポート作成
第1位 保護者さまとのやりとり
ベビーシッターの仕事を受けるまでの流れはざっくりこのような感じです。
ご依頼がくる
↓
ご依頼内容の確認(日時、最寄駅、行き方、年齢、過ごし方など)
↓
交通費の計算をし、金額を提示
↓
ご依頼確定
が、このやり取りの前の準備がとても重要です。
ご依頼がきたら、まずはお受けできるかどうかの確認作業をするのですが、前もってプロフィールにこちらができないことを記載しておくことをおすすめします。
例えば、「伺えるお家は○○駅から40分以内です」や「沐浴は承っておりません」などです。
ご依頼がきてから、あれができないこれができないというととても感じが悪くなります。
そのことを避けるために保護者さまのご希望とお子さまの情報の確認、スケジュールのこまめな確認をします。
プロフィールには自分の人柄や好きなもの、どんなシッターなのか、シッティングする上で大切にしていることなどポジティブな内容を載せることは大切ですが、できないことを明確に記載しておくことはトラブル防止にもなります。
もしできないことのご依頼がきても、「プロフィールに記載があるのですが…」と断ることができます。
一番多かったのは、移動可能範囲外の方からのご依頼を断ることです。
私はドアtoドアで40分までの範囲に限定していましたが、片道90分以上の方からのご依頼や、県外の方からご依頼をいただくこともありました。
例えば、
《時給1200円で5時間のシッティング、移動で往復3時間》
のご依頼ですと、割に合わないため断ります。
プロフィールに記載しておけば断りやすいです。
専用アプリでは、メール機能の他に、保護者さまがいつでも見ることができるカレンダーのスケジュール機能があり、前もって管理することができます。
シッティングを承れない日は「×」をつけてご依頼が入らないようにします。
承れない日に×印をつけ忘れ、ご依頼を受けてしまったことがあり、とても申し訳なかったです。
最初のうちはできるだけお受けしましょうと言われますが、慣れない仕事を始めたというだけでもヘロヘロになりますので無理は厳禁です。
他人のおうちに入るというだけでも疲れます。
シッティングに入る時には既に疲れてるなんて可能性もあります。
無理せず、ご自身の体調と心と相談してお受けするか決めて欲しいです。
何事も経験だ!という方はぜひバンバンお受けいただきたいです!
保護者さまのニーズに対してシッターの数が少なかったようで、保護者さまはシッターのカレンダーをみて空いてる方がいたら、かたっぱしからメッセージを送るという感じの方は多かったです。
以上のような、保護者さまとのやり取りが一番大変なことでした。
前職で営業をしたことがある方には向いているのかもしれません!
第2位 移動
「どこのおうちにもいってやるー!」という方には関係ない話ですが、移動手段、乗り換え、所要時間の計算など方向音痴の私には大変でした。
どんな手段で伺うのかを探すのも大変でした。
徒歩で行ける距離のお家は数件ほど、だいたいのお家が電車とバスの併用でした。
路線バスはとても便利なことがわかりましたが、わからないと難しいのです。
前から乗るのか、後ろから乗るのかなど、慣れないので毎度ドキドキです。
チャージはできないので、駅で入金してから乗らないと乗る時まごまごします。
最寄りのバスを探せるページがネットにあったのでそれを使っていましたが、もっと便利なものがあるかもしれません。
また、ご依頼を確定させる前に最寄り駅またはバス停からの所要時間も確認しましょう。
大きなマンションは要注意です。
マンションはすぐみつかっても、マンションの「中」が特殊な構造であることが何度かあり、そのために到着が遅れるシッターもいるようです。
入り口がどこにあるかわからなかったり、入れてもエレベーターがお部屋のある階に止まらなかったり、複雑化しています。
防犯の観点からインターフォンが2つあるマンションもあります。
私は建物名を画像検索して、建物が大きく、戸数が多い、または新しい場合は保護者さまに確認するようにしていました。
あまりに複雑な場合は写真で送ってもらってもいいと思います。もしくは下まで来ていただくなどです。
遅刻で時間がずれてしまうと罰金がありました。
1時間1320円の報酬でしたが、2000円徴収です。
マンションが複雑で迷い遅刻が一回、バスが来なくて一回遅刻しましたが悔しくてたまりませんでした。
「移動」と一口で言ってもお家に着くまでのことですから、トラップがたくさんあるようにしか見えませんでした。どうかお気をつけて!
第3位 毎回後提出のレポート
毎日毎回のシッティングが宝物で、シッターが発見した一瞬の表情を言葉にする、毎度大体が同じことの繰り返しなのですが、同じことの繰り返しを前提にして一緒に過ごすよりも、今日という日はお子さまにとってはじめての日だと、キラキラしたものに変えてあげられるのはシッターだと思います。
おむつを変える、本を読む、お散歩に行く、全部繰り返しなのですが、いつもと違う表情や動きがないか、発声や反応がないか、細かいところをチェックします。
シッティングが終わり、自分の家に着くまでの道中で文章にして仕上げます。
保護者さまは楽しみにしている方が多かったと思います。
疲れている時は大変なのですが、記憶が鮮明なうちにスマホにだだーっと打ち込みます。一休憩して清書するという流れが多かったです。
お子様の一瞬と自分のしたことの価値をより高めることができるレポートは、しっかりかいて損はありません。
保護者さまが読むだけで情景が浮かぶように意識してかき、毎回800文字ほどかいていました。
4位以下はこちら💁♀️
4位 ご飯が食べられないこと
5位 眠くなること
6位 シッティング前日と当日に日時と体調の確認のメールをする
7位 情報を集めること
8位 興味をもってもらえないと気をつかう
憧れのベビーシッターは、大変なこともいっぱいありました!
次回は、「ベビーシッターここに気をつけて!」をお届けできればと思います!
長々とお読みいただきありがとうございました!