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知ってるワイフは、知ってる元ダン
『知ってるワイフ』は、フジテレビで毎週木曜に放送されている、時間を超えて過去に戻るというタイムマシーン的なドラマだ。
非現実的なお話ではあるが、描かれている日常はリアルなものだ。
このドラマをはじめ観た時、元ダンナとの暗黒時代を思い出してしまった。
子育てに一切関与しない夫。
何かと仕事仕事と、仕事が忙しいのを理由に帰ってこない。
約束を平気で破るし、それに対しても常に言い訳ばかり。
こちら(妻)がイライラするのも無理はない。
幼い子とずっと2人きりで慣れない育児をしているのだ。
なのにイライラしてる妻を見るのがイヤだとほざく夫…。
大好きな関ジャニの大倉くんが初回からいきなり嫌いになりそうだった。
大倉くんが演じる主人公がしていることが、元夫とほぼ同じだったから。
***
ドラマのストーリーは、妻との結婚生活に嫌気がさしていた主人公が、ある日突然大学時代にタイムスリップし、今の妻とは別の女性と結婚するという、非現実的な話しだ。
このドラマのテーマは〝夫婦の在り方〟だ。
夫婦は思いやりが一番。そして行動だ。
結婚に失敗した私が言っても説得力はないだろうが、失敗したからこそ分かることもある。
離婚の原因はズバリ夫の浮気(正解には浮気ではなく本気だと言われたのだが…)だが、夫の心が離れていったのは、元はと言えばきっと私に原因があるのだ。
子育てに没頭したあまり、彼のことを蔑ろにしてしまった。
なんで手伝ってくれないの?
なんで?なんで?って、顔を見るたび責めていたのかも知れない。
重ねて向こうの親との同居も良くなかった。
私はそちらのストレスもMAXになり、どうして私だけがこんな辛い思いをしないといけないのかと、帰りの遅い夫を恨むようになっていた。
付き合っていた頃のようにとはいかないが、もう少し、私も彼のことを大切にするべきだったのだ。
相手を思いやり、行動に移す。
簡単なようで、難しいことかも知れない。
特に子供ができたあとは。
でもたった一言、思いやりのある言葉を言うだけで、あるいはたった一言、余計な言葉を慎むだけで、関係性が壊れないで済むことがある。
そしてほんの少しのことで良いから相手が喜ぶことをする。
それがお互い出来る夫婦は〝安泰〟だろう。
それが出来なかった私が言うのもなんだけど…。
***
ドラマの中で、広瀬アリスさん演じる夫にイライラを募らせ怒鳴り散らす〝モンスター妻〟を観ながら、私もこんな風に映っていたのかなと、今更だがちょっぴり反省をした。
ドラマも佳境を迎え、大倉くん演じる主人公は、やり直したはずの2人目の妻からも三行半を突き付けられる。
『こういう男性、いっぱいいるよなぁ』
と思いながら、反省したと言いつつ、大倉くんに毎回イライラしている私であった。
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