ある日の様子
気温変化のせいか、体調不良の人が多い
持病のある人は悪化して幻視が増えたり動きが悪くなるし
元々高齢者はなんらかの病気がある状態なので
元気いっぱいという人は少ないけれど
心配する家族からの問い合わせも増えて
職員がますます忙しくなる
今は無理なので、この時間にお願いしますとか
管理者直通に回して良いよというものの
忙しさと体調不良は比例して、焼け石に水状態である
往診に来てもらったドクターに
何をどうしたら防げるんでしょうかね?と泣き言をいうと
「そりゃ、無理だわ。高齢者ばかりやから」と言われ
その度ごとに対応するしかないさ〜と慰められた
午前中に終わる仕事が午後までかかったけれど
せめて実家の独居老人の買い物だけでも済ませようと半休
久しぶりに今日は早く帰れるかなと期待したら
また違う人が体調不良と連絡が入った
手順は決まっているし、指示通りに動けば
わざわざ戻る必要はないとわかっている
自分が走り、駆けつけることが現場の力を育てないことも
だから、グッと堪えて、電話の指示確認で様子を見る
状況が落ち着いたと、現場から連絡が入った
と同時に、家の近くの救急病院へ入る救急車のサイレン
予定通りの動きを確認して
在宅チームLINE連絡を入れた
担当セラピスト、訪問看護師からねぎらいのLINEが届いたので
現場の対応者へコピペして送る
チームはいつも
一緒に働いている