ある休みの日
久しぶりのお休みの日
楽しみにしていた展覧会に行ってきた
なかなか合わない休みを合わせ
新幹線に乗って久しぶりの遠出
ちょっと豪華の食事の後に
「今日は空いていますよ」と言われて
音声ガイドを手にして入場する
入ってすぐに、どこからか乳児の悲鳴のような鳴き声が聞こえ
はじめは音響演出かな、と思った
実は乳児と幼児を連れた入場者がいて
その鳴き声が場内いっぱいに響き渡っていたのだった
結局、入場から最後まで
会場いっぱいに響き渡る鳴き声で音声ガイドは聞こえず
楽しさは半減で、会場を後にした
すごく、わかる
自分も年子の2人を育てていたし、大変だとはよくわかる
けれど、二人で来てたじゃない?
泣き叫ぶ乳児を会場に入れる必要はなくない?
上のお姉ちゃんだってぐずって嫌がっている状況で
あの人たち、本当に楽しめたんだろうか
そんなことを考えながらの帰宅の途で、
「ちょっと、あれはないよね」と言ってしまった
すると
「ここでは、自分の子も人の子もお互い様っていうんじゃないの?
だから、そんなこと言ったらあかんのやろ?」と
夫の笑顔で返された
むむむ
人間ができている
人間ができていない私は
「あれは、そんなんじゃない、マナーの問題やん。
それに子供らは嫌がって泣いてるんやから、その方が問題でしょ」
と言い返した
言い返した後で考える
こどもはみんなで育てるもの
だから大目にみるのが良いのか
けれど、あれほど泣いているのであれば
やはり理由があって泣いているのだから
ちゃんと見てやるべきだと思う、などなど
久しぶりの遠距離デートは
いろんな思いが生まれている