伝わったことが伝えたこと
介護の現場ではコミュニケーション力が必須である
心と身体に関わるデリケートな現場
ここでは信頼関係(ラポール)を作り上げ維持していく事が大切で
相手の状態にあわせたコミュニケーション技術を
持ち合わせていなければ、仕事にならない
そしてコミュニケーション力は
どの介護場面にも必要となる要の力なのである
未だ、現場には、この力が足りない
介護技術はあるのに、コミュニケーション力が不足してる職員は
相対的に評価が下がる
利用者さんが求めるケアは、確かな技術だけではなく
温かな血の通った、人が生み出す寄り添うケアだからである
介護技術は確かなのに、利用者に選ばれないスタッフがいる
不器用で時間がかかるスタッフでも利用者さんに好かれている
この二人の大きな違いは
前者が黙々と介護するのに比べて
後者はいつも利用者さんの話を傾聴しながら介護している点である
あなたのことを見ているよ
ちゃんと話を聞いているよ
姿勢や眼差しや、言葉や態度で表現できているからこそ
人は好意を抱き、相手を許し、信頼していく
こんな基本的な事が、できていない現場がある
できていないのは伝わっていないから
伝わっていない責任は
うまく伝えられない自分にある
伝わったことが伝えたこと
まだまだ
ですね
がんばれ、自分