パタパタと動き回ることで、自分は仕事をしているという気になる
実際には、そこまで動き回らなくても良いし、
介護の現場では、動き回る事は非効率的で仕事下手の証明になる
私も動き回るのは好きだし
一日中同じ場所で仕事している事はほとんどないので
傍目にはパタパタ動き回って見えるけど、これとはちょっと違う
介護現場でのバタバタは
段取り下手、注意力散漫、準備不足、優先順位がわかっていないなど
良いところは一つも無い
スタッフがバタバタと動き回る事で、
自分はこんなにも迷惑をかけているのかと相手に気を遣わせるし
認知症の方のように感受性が強い利用者さんには
その空気感が本人の不穏を招く恐れがある
介護職は、どんな時もバタバタしてはいけないのである
介護する人は利用者を取り巻く環境の一部である
バタバタ動き回る事で
知らず知らずのうちに、利用者さんの存在よりも
動き回る職員の方が主張してしまい、影響を与えてしまう
走るな
というか、走らなきゃいけない環境にするな、と言いたい
介護の基本は環境である
これで食べてるプロなんだから
水面下でバタバタしてても、
涼しい顔で進む水鳥になろう
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