機会は平等、されど

久しぶりの参集研修
これから主任を目指す人たちが100名超えで集まった

油断しがちな感染対策を再三呼びかけながらだが
オフライン研修は、やはり楽しい

今日は研修初日なので探り探りながらもスケジュールは厳しく
緊張感を持って始まった

出番は午後からだったのだが
少し早めに行って午前の様子を観察する

午後の研修に向けての打ち合わせでは
気になる受講生がいるとのことで
聞いてみると、社会問題に対応することがケアマネの仕事とは
思えないと質問してきたとのこと

午前の講師はベテランで穏やかな気質の方だが
ケアマネとしての資質に問題がある、と言っていた

午後からの担当部分では
事例演習が中心で、グループワークが多い内容だが
聞くともなくグループの様子を伺っていると
例の受講生の発言が聞こえてきた

「そんなん、ロトしかないやろ、ロト！」

経済困窮している事例への対応策を考えるワーク中
本人はウケを狙ったのかもしれない

ただ、この場ではそぐわない、とんでもない発言だった

研修は門戸を広く、学びたい人が学べることが必要である
しかし、修了後のことを考えると
相談援助職の指導をする立場として地域に出ることを考えると
修了させるわけにはいかない

明日からのカリキュラムの中でも
気をつけて観察することを申し送った

それでなくとも、大変な業界なのに
とんでもない主任を出すわけには行かない

今後、3回ほどこの研修に関わっていく予定ではあるが
しっかり観察していこう

真面目に受講している人の足を引っ張るんじゃない

見てるからね、ちゃんと