無視も出来る。無理もきく。でもいつか……

「心」

見えない
触れない
わかりづらい

なのにそこに確実にあるもの。
人はそれにある意味で振り回されている。
ように書き手は感じてしまう。

心がなければよかった
なんてたくさん考えて来た。
感情なんてなかったら、
捨てられたら、どんなに楽なのか
って考えて来た。



それでも。
心があるから、きっと感じられるものは
苦しさとか辛さとか
そんなものだけではなくて。

本当は、もっともっと
幸せとか
嬉しいとか
楽しいとか

そういうものだってたくさん
感じていけるんだよな
って思ったりもする。

たくさんたくさん
迷惑かけて大人になって、
たくさんたくさん
手間も暇もたくさん掛けさせて成長した、はずなのに
それでもまだまだ、もしかしたら一生未熟なのかもしれない。

それでも
何か残したい、
何かできることがあるんじゃないのか

そう思って、今日をまた
書き手は生きている。

皆、祝福の中に生まれて
なのに、
その祝福すら
「当たり前」に
掻き消されてしまったりもする…ように思えてならない

心。
大切にしませんか。
体も、勿論。

無視したらどれだけでも無視できる。
無視して、無理して。
人間はそれが出来てしまう。

けれど。
いつか必ず、それは別のモノで現れてしまう。

病気
怪我
もしかしたら、もっと別の形の何か。

………取り返しのつかなくなる前に。


書き手は声を上げ続ける。
必要な誰かに届いて欲しい。

いつか、そうやって
嘆く誰かが…
いなくなったらいい。

それはもちろん、
書き手も含めて。

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