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星に願いを〜七夕と、紅茶と、人のご縁〜
紅茶が繋いだ、私の大切な友人。
こんにちは。ちなこと申します。
紅茶が好きで、紅茶のあらゆる資格をとって、紅茶に関する仕事にもついてみた、まだまだ若輩者の「いわゆる紅茶好き」です。
紅茶好きで、とあるプロモーションを見て、心から温かな紅茶が繋いだ温かな繋がりを伝えたくてはじめて投稿します。
1人でも多くの人に、読んで頂ければ幸いです。
私と紅茶、そして2018年の七夕は、とても深い日になりました。
私は去年2017年、会社員をしていましたが、三年勤め、だんだん息抜きもできないで、後輩もできて、いっぱいいっぱいになり、周りに愚痴もはいてしまったりマイナスな自分でした。そして大切だった友人も離れていってしまいました。
その中でもAちゃんは私にとって唯一の紅茶好きという共通がある友人がいました。彼女もまた、マイナスな私にはついていけず離れていってしまい、私はAちゃんとの別れがとても辛くて、1人で、寂しさを紛らわすようにさまざまな紅茶の研究をしておりました。
去年の紅茶の日、私はポットフルーツティーに挑戦しました。見た目や味だけでなく、ポットウォーマーで温めながら時間経過によって変わってくる色や香り、味、グラニュー糖で艶やかな水色、フルーツの甘みもふんだんな紅茶になりました。
いろんなフルーツを入れて挑戦しました。
当時、勤めていた会社ではとても評判になり、会議のお昼休憩などで「ちなこちゃん、あの紅茶ください」そう言われることも多くありました。
1人でポットフルーツティーを作るたび、「Aちゃんと飲みたかった」そんな想いが心に紅茶とともに沁み渡っていました。
半年後、もっと自由に紅茶と関わりたくなって仕事を辞め、ストレスフリーになりポジティブを取り戻しある日、突然Aちゃんから連絡がありました。
「ちなこと飲んだ紅茶の時間が忘れられない。許してもらえないかもしれないけど、離れてしまったこと謝りたい。」
きっと、返ってこない紙ヒコーキを投げるような想いが伝わるようなメールでした。
私はすぐAちゃんに電話をして、私こそごめんね、もう一度、みんなで紅茶飲みたい!
そう提案し、七夕の日にAちゃんのお家でお茶会をすることになりました。
念願のポットフルーツティーを、Aちゃんに作りました。
星型に切ったリンゴ
ハート形にくり抜いたパイナップル
味を引き立てる色鮮やかなぶどう
そして、優しく引き立てるグラニュー糖に
果物のえぐみさえ甘さに変える、柔らかな味わいのダージリン。
フィンガーサンドイッチとスコーンを添えて。
キラキラなポットの中の星空をイメージして作りました。
この日は生憎の大雨、でも家の中はポットウォーマーで温まったお手製七夕ポットフルーツティーと、Aちゃんと照れ臭くも懐かしい談笑、温かい空気に包まれていました。
私は紅茶が好きです。Aちゃんが入れてくれる紅茶は本当に大好きです。誰かに淹れてもらう、大切な人に淹れてもらう紅茶って、とても美味しく感じませんか?
私も「ちなこちゃんの紅茶が飲みたい」
そういってもらえるような紅茶を淹れたい、大切な人、一期一会の旅人にも。
1つの茶葉で50通りの味を出せるぐらい、そんな魔法のような紅茶好きでいたい、そう思います。
今年の七夕は、願い事をするより、この紅茶が再び絆を繋いで「大切な人に紅茶を淹れたい」という願いを叶えてくれた、そんな1日でした。
一生忘れない日になると思います。
あなたと飲む紅茶
あなたが淹れる紅茶
あなたに淹れる紅茶の時間
心あったかくて、ぽかぽか。
これからも、一緒に紅茶飲もうね。
あなたにも、あなたの大切な人にも
with tea.
幸せな時間でありますように。