Candee始動🍬

こんにちは！
Candee（キャンディー）ファウンダーのSHUGOです。ファウンダーとしては初投稿となります。

久しぶりの投稿の上に、キャンディーとかファウンダーとかよく分からない横文字を綴っていますが、至って正常です笑

この度、私が応募したプロジェクトがCreww株式会社が提供するインキュベーションプログラムに採択されました！

そして、その採択されたプロジェクトこそが『Candee』となります。
Candeeは、高齢者や身体が不自由な方など、日常の移動に介護が必要な方とその移動手段となる介護タクシーを結ぶ懸け橋となるアプリサービスです。「介護」と移動のしやすさをモビリティサービスで実現する「MaaS」を掛け合わせ、移動時の困りごとスマートに解決します。

【Candee】移動困難者と介護タクシーの懸け橋となるアプリ | STARTUP STUDIO by Creww

まだ案の段階でアプリの形はできていませんが、これからヒアリング仮説検証を基にプロトタイプから作成し、半年間かけて事業化を目指していきます！

そして、一緒にプロジェクトを推進していただけるメンバーを大募集しています。興味を持ってくださった方はコメントでも結構ですので、お気軽にご連絡ください！！

初投稿の今回は、Candeeのサービス内容の紹介とこのプロジェクトを立ち上げるに至った経緯をお伝えします。

1.介護タクシーとは

そもそも皆さん、介護タクシーの存在をご存知でしょうか。
どんなタクシーかイメージ湧きますでしょうか。

このタクシーを想像した方が多いんじゃないでしょうか。

最近街中でよく見かけるこの大きめのタクシー。
確かに、車いすの方を乗せられるタクシーではあるのですが、実は介護タクシーとはまた別になります。

こちらのタクシーはUD（ユニバーサルデザイン）タクシーと呼ばれるもので、一般的に誰でも乗車できます。ただ、車両から離れた部分の介助には対応していません。

つまり、移動手段としてのみの車両となります。
もちろん、この車両に自分一人でもしくは家族の方が手伝うことで乗車できれば問題ないのですが、全員がそのような状態ではありません。

高齢者や身体が不自由な方など、日常の移動に介護が必要な方はたくさんいます。そして、そのような方の移動手段となるのが介護タクシーです。

こちらが、介護タクシーの一般的な車両になります。意外と見たことある人もいるのではないでしょうか。

↑ イメージ図

介護タクシーのドライバーさんは、「普通自動車二種免許」と「介護職員初任者研修」の取得が義務づけられています。

そのため、身体に触れる介助を行いながら、移動手段にもなる『介護タクシー』は、今後高齢化が加速する日本においては、必要不可欠な存在となります。

2.Candeeとは

そしてCandeeは、移動に介助を必要とする方と介護タクシーを繋ぐ懸け橋となるサービスを目指しています。ただ、これだけ聞くと「Uber」のような単なるマッチングサービスのように聞こえますが、ただのマッチングアプリではありません！

Candeeは、今まで見えていなかった、見ることを諦めていた「移動時の必要な情報」を可視化したサービスです。その付加価値としてマッチングという機能を考えています。

介護タクシーを利用するに当たってどんな情報が見えていなかったのか。
ドライバー側とタクシーを利用する側でそれぞれ仮説を立てています。

○ドライバー
①利用者情報
②他社のスケジュール
③時間（通院時の状況）

○ユーザー（タクシー利用者）
①ドライバーの空き時間
②料金設定

介護タクシーは、このような移動時に必要不可欠な情報を取得するのにも、多大な時間と手間を要しているのです。

例えば、介護タクシーを利用する際、利用者は事業所に直接予約依頼をしますが、そのやりとりはほぼ電話かFAXです。指定した日時にドライバーの予定が空いていて予約できればいいのですが、予約できなかった場合、再度別のドライバーに同じように依頼をかけます。
これは、ドライバーの空いている時間が分からないため起こる問題です。

他にも例を挙げるとキリがないので止めておきますが、移動したい時にもこのような手間のかかる手続きを行なっている現状があります。

アナログな現状が根づいているのは介護業界だけではありませんが、このような小さな諦めている問題を一つ一つ解決していくことが社会課題全般の解決にも繋がり、介護タクシー領域では移動時の不安が解消され、よりスムーズな移動を実現できます。

この介護タクシーのDXを目指して、ソリューションを提示するサービスがCandeeです。

3.Why me

「介護に関わる人が得する社会」

これが僕のビジョンです。

前々から他の記事でも発信してきたかもしれませんが、これまで仕事の関係でたくさんの介護職の人と交流してきました。皆さん高齢者と関わるのが好きだし、「介護」の仕事に誇りを持って活躍されています。

しかし、それが正当に評価されていないのが現実なんです。社会を支えるために必要不可欠な存在にも関わらず、「給料が安い」「魅力がない」「キャリアが開かない」と、こんな負のイメージが常識化しています。

僕はこの当たり前となってしまった価値観にずっと課題意識持ち、変えたいと思ってきました。

「人のためにやればやるほど儲からないのが介護業界」

ある介護タクシードライバーさんがぼそっと口に出した言葉です。
この言葉を聞いた瞬間、僕は本当に虚しくなりました。

行政の立場にいながら何もできない自分。
気持ちだけでは変えられない現実。
「無力」という言葉の重みを初めて自分ごととして捉えた場面でした。

それと同時に、このおかしな社会の仕組みを変えるきっかけを作ろうと決意しました。そして、僕は自分で介護業界を支えるためのサービスを立ち上げることを考え、現在起業に向けて挑戦しています。

その最初のステップとして考えたのが、介護タクシー領域となっている次第です。

介護タクシー領域は、今後の日本において必要不可欠な存在となります。今後移動の規制が緩和されれば、「移動のニーズ」は今まで以上に高まってきます。また、高齢者は外出することで「介護予防」にも繋がり身体機能や認知機能の向上も期待できます。

これが、今このタイミングで僕がやる理由です。

以上、最初の記事から長々と書いてしまいましたが、Candeeはまだ始動したばかりです！現在ユーザーヒアリングをメインにやっていまして、これから形を作っていきます。

介護分野はスタートアップやITが入り込むのが非常に難しい領域です。答えのないところでの挑戦となり、周りからも「無理」とよく言われますが、

「無理をどうにかするのが起業家」

というマインドが僕の中であるため、最後まで諦めず奔走していくつもりです。

「社会課題を解決したい！」「日本のためになることをしたい！」「国民の役に立ちたい！」

という想いが少しでもある方は、是非ご連絡ください。
一緒に社会課題を解決していきましょう！

また、Candeeに少しでも興味を持たれた方も是非気軽にご連絡ください！

最後まで読んでいただきありがとうございました！
今後もCandeeの進捗状況は定期的に発信していきます！（次回はCandeeの名前の由来でも紹介しようかな。）
是非スキ、コメントや拡散等していただけると嬉しいです！

それではまた次回お会いしましょう〜
See you next time🍬