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『サムライソウル』~俺はサムライや。(ウルフルズ)
『サムライソウル』は、ウルフルズの曲で、
2007年に発売されたアルバム『ベストやねん』に収録されている。
根底にブルースの要素があり、
素人が歌うには難しい曲である。
この曲、こんな出だしから始まる。
見たまんまの いかにも適当な
ふざけた男と思ってたんやろ
熱しやすく落ち込みやすい
俺を見つめて お前は笑う
恋人に語りかけるように、
曲は静かに始まる。
しかし、歌が進むにつれて、段々と
主人公の熱い気持ちが現れる。
あのな 男っていうのはな
サムライなんちゃうのん
戦ったり すごそうな事企んだりして
それでお前を幸せにしたるっちゅうくらいの
気合いを
注入するっちゅうの 集中するっちゅうの
俺は サムライなんちゃうのん
ここの部分が、歌うには最難関。
リズムが取りにくく、メロディーは
あってないようなもの。
それを歌い切る、トータス松本さんは
すごいと思うし、カッコイイ。
さて、男性は、一度は、こんなふうに
思うのだろうか?
守るべき人がいて、その人を守り抜く。
そのために、戦う。
まさに、サムライではないか。
サムライは、この人なら自分の命を
預けてもいい、
この人のためなら、刀を振るってもいい、
そんな主君に、誓いをたてる。
現在に置き換えれば、主君は、
恋人、家族だろうか。
この曲は、とにかくストレートに、
恋人への思いが描かれている。
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