帯刀した異人(マーティン・フリーマン似)が飛島(ラピュタ)を統治する小説とか。
書いて叶える Day X。
今日やること:小説の計画。
僕が思案中の小説の主人公・伊佐時折について、コンセプト・メイキングをしてみます。
伊佐時折は市/ バザールを歩いている。屋外だ。時折は人々より頭一つ分背が高い。赤毛を伸ばし、ポニーテールにしている。
彼は部族を率いることになるが、今はまだだ。これからの話だ。何かしらのコミュニティを作る。それもこれからの話だ。
今、僕が幻視しているのはまだ何者でもない伊佐時折だ。
彼は着物を着ていて、帯刀し、CMに出てくる侍のように見えるが、そこは一体何時代なのだろう?
先史時代であっても、もちろんよいわけだが、そうではない。伊佐時折は、デジタル空間に部族を興す。いや、デジタルといってもVR空間ではなく、巨大な磁石で空に浮かぶ飛島、ラピュタ的な場所。
そこはなんか、土埃の舞う都大路のようでもあるし、運河/ 掘割に囲まれた森の台地、B橋界隈かもしれない。
時折は、日本に漂着した異人のようでもある。風貌はマーティン・フリーマンのようでもあり、窪塚洋介かもしれない。となると、異人ではないな。
人々は時折に何かを見出し、リーダーとみなし、彼を慕う民衆がトライブを形作る。
目端の利く男のもとにフォロワーが集結するのは太古の昔から変わらない。
時折に何が出来るのだろう? 彼を慕ってくる男たちに仕事を与え、飲ませ食わせする。それだけか? いや、彼は男たちを養うわけではない。民衆に公共事業を発注するエジプトの王ではない。
時折は問題解決の技を持つ賢者だ。では、彼は大岡越前のような司法の役割を果たし、市民の諍いを解決するのか? 部分的にはそうだ。
しかし、大岡越前ではダサいな。社会批判をするために伊佐時折を生み出したわけじゃない。
時折の渇望というか、彼が何を欲しているか。彼は何をしようとしているのか? それを明日かんがえてみます。
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