家庭料理は愛情を伝える手段になる
イヤイヤ期、思春期、反抗期、そして自身の更年期と、子育てにはいくつもの山場があります。
我が家はまさに思春期VS反抗期VS更年期でして、毎日体力、精神力も消耗しがちです…
こんなときは、何を言ってもまっすぐに伝わらなかったり、伝えてくれなかったりするので、言葉ではなく料理を作って食べさせることで気持ちの交換を行うことにしています。
私は本当に子育てが不得意で、家事も好きではないし、客観的に見たら、良い親とは言えないでしょう…
感情的にブチギレてしまったり、口うるさく勉強や服装や生活態度に注意ばかり…
子どもの頃、1番なりたくないと思っていた、のび太くんのママやあさりちゃんのママの様に気づけばなってしまったなと。
自分でもびっくりです…
反省ばかりの毎日ですが、唯一食事だけは親として頑張ろうと思ったのです。
それは、母と過ごす時間もなく、母のご飯を食べることも一緒に食べることもなかった寂しさという反面教師なのかもしれません。
だから、あなたのことを思っているよ、応援しているよ、愛しているよというメッセージを込めて、日々料理を作っています。
家庭料理の力は今だけにとどまらず、蓄積され、大人になっても心の奥底に残るものだと確信しているからです。
私自身は家庭料理をほとんど食べることなく育ちましたが、だからこそ見えるもの、わかることがあります。
だからたくさんの食の本を読み、家庭料理の偉大さを学び、感じ、吸収してきました。
そんな家庭料理本の中で、素晴らしいなと思ったのがコチラの本です。
毎日の料理がしんどい人に読んでほしい一冊。作る力が湧いてくると思います。
これは、家族だけでなく、自身のために作る料理でも同じことが言えると思います。
反抗期の娘に様々なメッセージを込めたお弁当を作り続ける映画がありましたが、お弁当はラブレターであり、宝箱だなと思います。
毎日お弁当を作るなんて、愛情がなければとても出来ることではありません。
当たり前のように作ってインスタにアップしているお母さん達のお弁当を見ていると、本当にリスペクトの感情が溢れてきます。
家庭料理が、子どもや家族の笑顔になることを願いつつ、ブログを書き、今日もキッチンに立とうと思います。
これはバレンタインに娘が作ってくれたもの。
「ああ、私の思いは伝わっているのだな」と胸が熱くなりました…
それでは、また。
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