文学K

「K」はカスのそれだ!

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マガジン

  • 音楽知識の欠乏につき、数で勝負する名曲紹介。

    音楽の義務教育過程が生み出した失敗作といえば、間違いなく私である。未だに何分の何拍子とかいうのが分からない。故に、数の多さで勝負する名曲紹介。1回100曲。

  • 読書の滓

    徒然なるままに、ろくに勉強せず、ニヤニヤして、何かすると思いきや読書をしている。そんな高校生の読書感想文。

最近の記事

「こう言った」と「かく語りき」 言葉の齢について

 ニーチェの『ツァラトゥストラかく語りき』というのは、文学作品の邦訳において、最高に痺れる部類だよね。などと、思って、その感動を委ねた荒波の動きを表現した踊りなどしてみたりもするのだが、『ツァラトゥストラはこう言った』という訳もあるらしい。というか、現代文の教科書における表記を見ても、こっちが主流らしい。まあ皆は、だから何だと思うだろう。このnoteを読むことを放棄しようと思うだろう。しかし、私には言いたいことがあるよ。  『こう言った』というのは、『かく語りき』と比して、

    • 【読書の滓 1作目】早すぎる埋葬

      「読書の滓」と、全人類にお馴染み、みたいな顔でシリーズものを始めようとしている底辺note野郎である。まあ、そんなことは端に退けて、これが一体何なのかを説明させていただきたい。端的に言えば、これは読書感想文である。  では、なぜ、こんな題をつけたのか。普通、夏休みの課題で読書感想文の提出を迫られても、「滓、前にまわせ!」などと暴力的な口調で言われることはないわけである。ならば、読書感想、みたいな題にした方が、読み手にも分かりやすく、良いのではないか。だが、これには理由的なもの

      • 筆名難題

         noteを始めるにあたって、筆名を何かこしらえましょ、などと変な笑み浮かべて考えたが、「葉」という漢字を使いたいということの他、何も思い付かず、脳内には荒野が広がるのみであった。私は、おうのうしんぎん、と現在の心情を表現しようと思ったが、変換されぬではないか。現在、形容し難い怒りに震え、ペンネームを考えるのに消え去った、waste of 1時間を惜しんだ。もっと有意義に使えただろと。いくら私がうら若きセブンティーンだからといっても、時間を無駄にするのは違うだろと。ちなみに、

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